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OBC、「AI-OCRオプション for 奉行クラウド 会計税務 BPO Model」を発売

週刊BCN+ / 2023年12月20日 15時59分

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 オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、税理士・会計事務所の業務効率化と付加価値の高いサービス提供を支援するため「AI-OCRオプション for 奉行クラウド 会計税務 BPO Model」(AI-OCRオプション)を発売した。

 電子帳簿保存法とインボイス制度の導入により経理業務の負担が増えており、これにともない、顧問先の業務を請け負う税理士・会計事務所でも業務負担が増加している。法改正対応のために顧問先から求められる要件も高まるため、税理士・会計事務所では、さらなる業務効率化が急務となっている。

 OBCでは、税理士・会計事務所が「勘定奉行クラウド」を利用している顧問先を一元管理し、複数の職員で顧問先のデータを処理・管理することができる「奉行クラウド 会計税務 BPO Model」を提供している。今回、同製品のオプションとして、顧問先から収集した証憑をAI-OCRで読み取り、仕訳起票を自動化するAI-OCRオプションを発売した。

 AI-OCRオプションでは、顧問先ごとにAI-OCRの利用の有無をコントロールすることができる。顧問先単位でAI-OCRの利用枚数を契約するのではなく、税理士・会計事務所が顧問先すべての利用枚数の合計で契約し、契約枚数に対して、顧問先ごとに利用した枚数の合計が随時カウントされる。顧問先ごとに契約枚数を管理する必要がなく、顧問先ごとの契約枚数の過少・過多を考慮する必要がないため、シンプルに管理でき、余分な契約を防止することができる。

 さらに、「証憑収集オプション for 勘定奉行クラウド」を一緒に利用することで、顧問先が証憑データをアップロードするだけで、AI-OCRで証憑を自動で読み取り、仕訳起票まで一気通貫で自動化する。税理士・会計事務所では、「勘定奉行クラウド」を起動すれば、仕訳伝票まで作成された状態から業務をスタートできるため、記帳代行業務の生産性が大幅に向上する。

 また、顧問先にも税理士・会計事務所が契約したAI-OCRオプションの利用を許可できるため、顧問先の自計化促進や自計化している顧問先の業務効率化も実現でき、顧問先に対して付加価値の高いサービス提供が可能となる。

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