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MJS、スキルアップ・リスキリングの取り組み状況について調査結果発表

週刊BCN+ / 2024年4月22日 17時15分

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 ミロク情報サービス(MJS)は、財務・経理・人事・総務・労務などバックオフィス業務に関わる445人を対象に、デジタル(IT/AIなど)活用の状況と業務効率化、1年前と比べての業務量や業務内容の変化など「バックオフィス業務に関する総合調査」を実施した。4月19日には調査報告第2弾として、「スキルアップ・リスキリングの取り組み状況」の観点で分析した調査結果について発表した。

 スキルアップ・リスキリングの取り組み状況をみると、全体ではスキルアップに取り組む人は5割を超えるが、リスキリングに取り組む人は約2割と、業務に関連したスキルの向上に取り組む人が多い傾向が明らかになった。

 男女別でみた場合、スキルアップに取り組む男性は約4割だったのに対し、女性は約6割が取り組んでおり、なかでも「スキルアップのため、会社の費用負担・補助による外部講座の受講や受験」をしていると回答した人が32.4%と最多となった。リスキリングはスキルアップに比べ男女ともに取り組んでいる割合が低く、男性が23.7%、女性は20.2%にとどまった。とくに、男性では「該当するものはない」の回答が半数に近い49%となった。

 何かしらリスキリングに取り組んでいる人を従業員規模別でみた場合、規模によらず会社負担の講座や勉強会、書籍を活用している層が一定割合いるものの、100人以下の場合、自費でリスキリングに取り組む人が40%を超える結果となった。

 何かしらリスキリングに取り組んでいると回答した人のうち「1年前と比べ、デジタル活用(IT/AIなど)によって業務を効率化できたか」という設問で「非常に効率化できた」が9.5%、「多少は効率化できた」が61.1%と、合わせて半数以上が効率化できたと回答した。

 調査対象全体では「非常に効率化できた」「多少は効率化できた」の合計が52.8%であることから、自社のデジタル化の進展という環境の変化が、リスキリングに取り組むきっかけの一要因となっている可能性がある。

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