【個別インタビュー】ユ・スンホ&シウミン(EXO)共演「キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち」、パク・デミン監督が明かす秘話
Wow!Korea / 2017年1月11日 19時17分
韓国ではよく知られる伝説の詐欺師キム・ソンダルを若手実力派ユ・スンホが演じ、「EXO」のシウミンの映画初出演作としても話題となった映画「キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち」。
本作は、朝鮮時代を舞台に、明るく大胆不敵な詐欺を働き続けていたキム・ソンダル率いる詐欺師チームが、民を清に売り飛ばす悪行を働く、国の絶対権力者に復讐するため、持ち主のいない大河(大同江=デドンガン)を売りつけるという前代未聞の計画に挑む姿を描いた全く新しい時代劇エンタテインメント。
セクシーさとお茶目さまで兼ね備えたキム・ソンダルを見事に表現したユ・スンホ、詐欺師チームの末っ子的存在で、清らかな心を持つキョン役としてスクリーンデビューを果たしたシウミン、キム・ソンダルを頼もしく支える“相棒”を演じた怪優コ・チャンソク、紅一点の占い師を演じた超個性派女優ラ・ミランが詐欺師チームを形成。最強の敵ソン・デリョンには、圧倒的なオーラを放つ演技派チョ・ジェヒョンが扮して、ピリリとした対決を繰り広げ、予想だにしない結末に観客も爽快に騙される!
映画「影の殺人」(2009年)でデビューし、本作では監督・脚本を手がけ、豪華キャストを相手にエモーショナルな演出力を発揮しながら、迫力のある怒涛のアクションシーンを作り上げたパク・デミン監督が、1月20日(金)からの劇場公開に先駆け、プロモーションのために来日し、インタビューでキャスティング秘話や撮影エピソードなどを語ってくれた。
―伝説の詐欺師として、韓国では有名なキム・ソンダルの物語を映画化した理由を教えてください。
韓国では有名な詐欺師として、説話では紹介されてきたんですが、映像作品としては1950~60年代に作られて以降、なかったんです。こんな面白い人物がいるのに、映画化されていないというのがもったいないと思って、ぜひ作ろうと思いました。ところが、不思議なことに、シナリオを書いているとき、他の映画制作会社でも、キム・ソンダルをモチーフに映画化しようという動きが3社ぐらい出てきたんです。運よく、スムーズに作業が進められたので、こうしていち早く公開できましたが、タイミングが一歩遅かったら、大変なことになっていただろうと思います。
キム・ソンダルが魅力的な理由は、詐欺師というと悪役のイメージがありますが、説話の中でも、両班(ヤンバン=貴族階級)を騙していて、庶民から見ると、ヒーロー的要素を持った人物だということです。その部分を上手く表現できれば、現代劇のヒーロー物のような痛快さも出せるだろうと思い、映画化しました。
この記事に関連するニュース
-
チョ・ジョンソク、韓国映画製作家協会賞で主演男優賞
Wow!Korea / 2024年12月18日 21時23分
-
「失敗から本当の血肉ができていく」内野聖陽56歳、チームワークの大切さと“若手俳優”に対する想い
日刊SPA! / 2024年12月8日 8時53分
-
「小説と映像、溶け合う境界」新庄 耕×ピエール瀧 『地面師たち アノニマス』刊行記念対談
集英社オンライン / 2024年12月6日 11時0分
-
映画「破墓」チャン・ジェヒョン監督、青龍映画祭で監督賞受賞
Wow!Korea / 2024年11月30日 23時24分
-
「第45回青龍映画賞」、「ソウルの春」-「破墓/パミョ」が4冠王…イ・ジェフン&ハン・ジミンのMCデビューも合格点
Wow!Korea / 2024年11月30日 11時45分
ランキング
-
1『おむすび』が朝ドラ“史上最低視聴率”を更新しそうなワケ…どの世代にも支持されない理由
日刊SPA! / 2024年12月27日 8時51分
-
2「皮肉でパンチが効いている」星野源『紅白歌合戦』の歌唱曲を変更『ばらばら』の選曲に賞賛続々
週刊女性PRIME / 2024年12月27日 8時0分
-
3《女性に解決金9000万円》中居正広を支えていた薬指に指輪の“10年愛”パートナー…トラブル前後で打ち明けた「お酒を飲まないと女の子と話せない」状態
NEWSポストセブン / 2024年12月26日 16時15分
-
4木村拓哉は“アンチ”もスルーし始めた? 主演映画『グランメゾン・パリ』せめて《興収10億円台》と弱気な声も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月27日 9時26分
-
5神山健治監督、アニメは最大の武器 『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』に見出した可能性
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月27日 7時5分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください