【個別インタビュー】ユ・スンホ&シウミン(EXO)共演「キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち」、パク・デミン監督が明かす秘話
Wow!Korea / 2017年1月11日 19時17分
映画の中で、たくさんの場所が登場するので、移動だけでも大変でした(笑)。特に、最後に登場する河は、堤防でせき止めているので、干上がっているんですが、ロケハンして決めていた場所を急きょ変更することになり、大変でした。というのも、撮影は全体の後半に予定していて、降水量も定期的にチェックし、準備が進んでいたんですが、撮影の1週間前、急に大量の雨が降ってしまい、撮影に適した河ではなくなってしまったんです。それで、代わりの河を見つけることになり、1週間後の撮影に間に合うよう、合間を縫って、スタッフとあちこち探し回って、やっと見つけたんです。もし、探せていなかったら、予定していた撮影期間に撮れず、大変なことになっていたと思います。自然現象までは、想定できないことなので、ちょっとヒヤヒヤしましたね(笑)。
―そのスケール感あふれる河のシーンもそうですし、臨場感あふれるスピーディーな追撃シーンなど、印象的な場面がいくつも登場しますが、監督自身が気に入っているシーンはありますか?
僕も追撃シーンは楽しく撮影できたし、後で見ても、楽しめるシーンでした。撮影自体大変だった分、楽しいシーンになったと思います。あとは、詐欺師チーム4人が一緒に登場する場面が何度か出てくるんですが、中でも、キョンを他の3人が家の前で見送るシーンは、本当の家族のような感じがして、心が温かくなると思います。
それから、後半でユ・スンホさんと悪役を演じたチョ・ジェヒョンさんが張り詰めた空気の中、お酒を飲むシーンがあるんですが、チョ・ジェヒョンさんは怒鳴らなくても、顔の表情、目つきだけで十分に怖さを感じさせるカリスマ性を持ち併せています。そのとき、役に入り込んで、特に目力がすごかったんですが、ご自分でも涙がスーッと流れているのに気付かないぐらい、集中して演じられていたんです。その姿を見て、本当にすごいなと思いました。そんなすごいチョ・ジェヒョンさんに、ユ・スンホさんも全く引けを取らず、その緊迫感のあるシーンを演じてくれたので、印象深いシーンになりました。
―日本の観客にはどういうところに注目して見てほしいですか?最後にメッセージをお願いします。
まずは、主人公を演じるユ・スンホさんが、さまざまな姿に変身する様子を楽しめると思います。また、時代背景が朝鮮時代なので、華やかな衣装なども楽しんでいただけるし、後半に進むにつれ、娯楽性も高くなり、追撃シーンなどもあるスケール感あふれる作品に仕上がっています。約2時間、あれこれ考えることなく、思いきり楽しめると思いますので、ぜひたくさんの方に見てほしいです。
監督として、日本でインタビュー取材を受けるのは初めてとのことで、サインをお願いすると、「僕のサインでいいんですか?予め俳優からもらっておけばよかったですね」と照れくさそうに謙遜し、写真撮影でも照れくさそうにしていたが、ポーズをお願いするとそれにしっかり応えてくれたパク・デミン監督。
独学で日本語を勉強したことがあるそうで、こちらの日本語での質問をほぼ理解しながら、さまざまなエピソードを披露し、映画の魅力を語ってくれた。
韓国では2016年7月に公開され、観客動員数200万人を突破した「キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち」。日本では2017年正月第二弾映画として、1月20日よりTOHOシネマズシャンテほか全国で順次公開!
巨悪の最高権力に立ち向かう詐欺師4人の大活躍をスクリーンで楽しもう!
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