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【個別インタビュー】ユ・スンホ&シウミン(EXO)共演「キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち」、パク・デミン監督が明かす秘話

Wow!Korea / 2017年1月11日 19時17分

それから、彼はしっかり準備をしてくるタイプで、次にこういう撮影があると決まると、その人物の言葉遣いや動作など、数通り準備してきてくれました。最初の頃は、コミカルな演技に慣れていないので、恥ずかしがったりしていたんですが、こういうのもあります、と見せてくれた中から、僕のほうで良いものを選んだり、この部分をもう少しこうしてみようかとオーダーしながら、作り上げていきました。スンホさん自身も、意欲的に準備して撮影に臨んでくれたので、上手くいったと思います。

―シウミンさんは劇中では末っ子的な存在ですが、実際はユ・スンホさんより3歳年上ですよね。どういうイメージでキャスティングされたんですか?

最初、シウミンさんの年齢を知らないまま、「EXO」にこういうメンバーがいると聞いて、写真だけでイメージを見たら、キュートで可愛い弟のような感じがしたので、一度会いたいと言って会いました。後から、ユ・スンホさんより3歳上だと知って、驚きましたね(笑)。画面で見たとき、ユ・スンホさんとシウミンさんは兄と弟のように見えるし、シウミンさんは愛らしい感じに見えたので、キョン役に合うと思いました。

―映画初出演となるシウミンさんの演技はどうでしたか?

キョンが見せなければいけない魅力をしっかり見せていたと思います。もちろん、演技力という部分では、まだ足りないところもあると思うんですけど、本作においては詐欺師チームの中で、末っ子の愛らしい存在というものを望んでいました。その愛らしさは、訓練して出せるものではないと思うんですね。本人がもともと持っているものをいかに出せるかだと思うので、シウミンさんの場合、それを自分の中から、上手く引き出して表現してくれたんじゃないかと思います。愛らしさだけでなく、シーンによっては、感情を上手く表現しなくてはいけない難しいシーンもありましたが、それもしっかりと演じていました。本人が努力した結果だと思うので、とても満足しています。

ただ、普段アイドルとして活動しているので、ついアイドルのクセで、目がカメラを探してしまうんですね。演技をしながら、知らず知らずのうちにカメラ目線になってしまって、NGを出すということが何度かありました(笑)。

―大河を売って大金を手にするエピソードが主となるだけに、韓国中の河をロケハンして、撮影地を決められたそうですが、撮影で大変だったことなどはありますか?

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