1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アジア・韓流

【公演レポ】ユナク(超新星)、NALAW(CODE-V)が魂込めた歌声を披露! ミュージカル「RENT」公開ゲネプロ開催

Wow!Korea / 2017年7月22日 11時42分

ミュージカル「RENT」より

1996年にアメリカ・ニューヨークの小さな劇場で誕生したミュージカル「RENT」。さまざまな若者たちの悩みや葛藤を描き、今までのミュージカルでは敬遠されていた貧困、ドラッグ、エイズなど社会的な題材を取り上げた名作だ。日本では2015年公演から約2年ぶりの上演となり、新キャストも迎え、さらなる期待が寄せられている。

ミュージカル「RENT」開幕前日の7月1日(土)、公開ゲネプロを東京・シアタークリエで開催した。

公開ゲネプロでは、ロジャー役は「超新星」ユナク(Wキャストは堂珍嘉邦)、ミミ役はジェニファー(Wキャストは青野紗穂)、エンジェル役は平間壮一(Wキャストは丘山晴己)モーリーン役は上木彩矢(Wキャストは紗羅マリー)が務めた。

鉄骨に囲まれ、どこか寂れた雰囲気の舞台に、ロジャー役のユナクがぽつんと腰かけているところからストーリーは始まる。マーク役の村井良大も登場し、金は無いが夢を追う若者たちが家賃(レント)すら払えない現状を嘆き、叫びたつアップナンバー「Rent」でオープニングを飾った。

かつてはマークやロジャーの仲間だったベニー役を演じたのは、「CODE-V」NALAW(ナロ)。お金持ちのお嬢様と結婚したことで今までの立場とは逆転し、マークたちから家賃を徴収しようとする憎まれ役だ。日本での舞台は今回が初挑戦となるNALAWだったが、初めてとは思えない堂々としたパフォーマンスとパワフルな歌声を会場いっぱいに響かせた。

明るく前向きに物事を捉えようとするマークに対して、自分の気持ちを閉じ込めて外に出ることを拒み続けているロジャー。そんなロジャーが階下に住むSMクラブのダンサー ミミと出会い、心を通わせていくシーンでは、キャンドルに火を灯しながら「Light My Candle」を歌い、ロマンチックな雰囲気に。

ミュージカル「RENT」のキーパーソンともいえるストリートドラマーのエンジェルはドラァグ・クイーンのド派手な衣装で登場し、華麗なドラムパフォーマンスと情熱的なダンスで観客を魅了した。

セクシーな衣装を着たミミが「Out Tonight」を歌いながらロジャーを誘うが、自分がエイズ感染者ということで、なかなか自分の気持ちに素直になれずにいる葛藤をユナクが熱演。その後のロジャーとミミのデュエット曲「Another Day」では、歌詞の中に何度も出てくる「No Day But Today(=今日という今を生きる)」という強いメッセージを観客に投げかけた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください