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【個別インタビュー】「風の色」クァク・ジェヨン監督、古川雄輝×藤井武美との撮影を振り返る! 「藤井武美がソン・イェジンやチョン・ジヒョンのようになってくれたら」

Wow!Korea / 2018年1月22日 18時39分

昔の薬師丸ひろ子さんを思わせるような、古典的な印象を受けました。実際はすごく違いますが(笑)。古典的だというのは、自分が少年になったつもりで見たとき、ワクワク、ドキドキさせてくれる女優ということです。彼女はさまざまな顔を持っているので、これからもっと成長していくと思うし、いろいろな役をこなせる女優になると思います。

―現場で演技指導などはされたんですか?

演技指導というより、現場では「こういう感情を表現してほしい」とか「こんな風に撮ります」ということを説明するぐらいです。あとはカメラ、照明の位置などを伝え、俳優が気楽に演じられる環境を作ってあげるのが監督の役割だと思っています。

演出というのは、説明するより、しないほうがいい、ということが多々あるんですよ。「僕の彼女を紹介します」を撮ったとき、チョン・ジヒョンがピアノのふたを開けると、鍵盤が全て真っ白になっているというシーンがあったんですが、そんなピアノを見たらビックリしますよね。そのビックリした表情を撮りたかったんですが、予め見せてしまっていたので、本番でのリアクションが弱くなってしまった、ということがあり、見せなければよかったと後悔したんです。そういうことがよくあるので、あえて説明しないほうがいいのではないか、と思うようになりました。

今回の作品でも、脱出マジックシーンで、藤井さんにだけ伝え、古川君にはあえて説明せずに撮った部分があるんですけど、古川君はすごくビックリしていましたね(笑)。

―その古川雄輝さんですが、クァク監督から見るとどんな俳優さんですか?

最初に会ったときは、少年っぽい印象だったので、心配しました。でも、撮影に入ってみると、スリムなので、映画の中で長所がたくさんある俳優だなと思いました。すごくいろんなものをこなせるし、マジックの練習も本当に頑張ってくれて。もともと彼自身、マジックの才能があったみたいで、うまくやってくれたと思います。今回、古川君と出会えたのは幸運でした。

―古川さんといえば、「イタズラなKiss~Love in Tokyo」でのツンデレ男子のイメージが強いので、今回のラブストーリーではどんな姿を見せてくれるのか、と楽しみにしているファンも多いようです。

見て、ガッカリすることはないと思います。演技もますます上達しているし、全く違うキャラクターを2つ演じているので、それもすごく面白いと思います。肉体的にも本当に苦労してくれたので、それが報われてほしいですね。

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