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【個別インタビュー】「風の色」クァク・ジェヨン監督、古川雄輝×藤井武美との撮影を振り返る! 「藤井武美がソン・イェジンやチョン・ジヒョンのようになってくれたら」

Wow!Korea / 2018年1月22日 18時39分

―今回の「風の色」は、“北海道ロケを敢行したラブストーリー”を作りたいと企画がスタートしたそうですが、監督から見た北海道の魅力は何でしょうか?

比較になるか分かりませんが、画家でいうと、ゴーギャンがタヒチに行って、自分が求めている色を探したように、監督にとってロケーションというものはそれに値するものだと思います。北海道は本当に景色が美しく、海もあるし、雪もあるし、流氷もほかでは見られないものです。それから、街の中を路面電車が走っていて、そういう路面電車を見ると、自分の子供の頃を思い出します。北海道って、列車に乗って旅をするというのが、まだ浪漫として残っているし、そういう醍醐味もあるんじゃないかなと思います。

―流氷のシーンや、港での脱出マジックシーンなど、撮影は自然との闘いでもあったと思いますが、特に苦労したエピソードなどがあれば教えてください。

今回、流氷に関しては、撮影が2月を過ぎてしまっていて、それ以前でないと撮れないと聞いていたので、諦めていたんですが、運良く撮れたので、それがすごくよかったです。それから、ただでさえ寒いのに、古川君が冷たい水の中に入ったり、体が濡れたまま撮影したりすることが多く、かわいそうだなと思いながら撮っていました(笑)。でも、北海道を旅するような感じで撮影ができたので、楽しかったです。なかなか行けないところに行ったり、見られない風景を見たりすることができたので、すごく幸せでした。

―苦労したというより、楽しかったと。

撮影は43日ぐらいだったんですが、この映画にしては短かったと思います。その短い中で、ミスもなく撮影を終えることができたのは、運が良かったからだと思います。東京に来て、桜のシーンを撮らなきゃいけなかったんですが、それもしっかり撮れましたし。

―全てタイミングがよかったということですね。

タイミングも上手く合ったし、すごく運に恵まれていたので、この映画も成功できるんじゃないかと。しかも、古川君は撮影当時より、かなり有名になったと聞いているので、古川君の人気に助けてもらえるんじゃないかと思います(笑)。

―これまでの監督の作品には名シーンがたくさんありますが、今回の「風の色」で一番力を入れたシーンはどこでしょうか?

自分なりに頑張って撮ったのが、列車と車が並行して走るシーンですね。時間をかけて、こだわって撮ったんですが、みんな喜んでくれたので、撮ってよかったなと思っています。それから、藤井さんは最後の撮影の日、雨に濡れるシーンを撮ったんですが、すごく大変だったと思います。でも、最後という寂しい気持ちもあったからか、いい感情表現をしてくれました。

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