“女優暴行物議”キム・ギドク監督、藤井美菜らとベルリン映画祭に登場「解釈の違いで起こった事件」
Wow!Korea / 2018年2月19日 10時59分
韓国の映画監督キム・ギドク氏(57)が17日(現地時間)、映画「メビウス」撮影当時の女優暴行物議について「女優と解釈が違って起こったことだと思っている」と明かした。
AFP通信によると、第68回ベルリン国際映画祭に出席するためドイツ・ベルリンを訪問しているキム・ギドク監督はこの日、記者会見を通して、自身はすべての作品で「安全と尊重」を最優先にしているとし、このように述べた。
キム監督は2013年に公開した映画「メビウス」の撮影中、女優の頬を殴るなどの容疑で起訴され、先月21日、裁判所から罰金500万ウォン(約50万円)の略式命令を受けた。
これに関してキム監督は「当時の事件はリハーサルで起こった出来事」としながら、「現場に多くの人がいたが、そのときは誰も反対したり、不適切だとは話さなかった」と説明した。また、「正確にどんなことがあったかは思い出せないが、演技の芸術性に関するものだった」とし、「法廷での判決が出たように、責任を負うつもりだ。判決に全面的に同意はしないが、こうした過程が(映画制作)システムに変化を与え、映画産業の進展を持ってくるだろう」と述べた。
キム監督はさらに「映画を作る間、誰も負傷したり悩んだりすることを望むことはしない」とし、「映画がいくら幻想的だとしても、撮影中はスタッフや俳優に侮辱感を感じさせてはいけない」と言及した。また「わたしはいい人になりたい。わたしの人生は(自分が撮った)映画のようではなく、わたしはああして生きていきたくはない」と自身の映画を見て、人格を否定してはほしくないと訴えた。
キム監督は新作「人間、空間、時間そして人間」の映画祭招待によりベルリンを訪れた。この日の会見には新作に出演した韓国俳優イ・ソンジェ(47)と日本の女優フジイ・ミナ(藤井美菜、29)が同席した。
藤井は会見で「キム・ギドク監督と仕事ができてうれしかった。撮影現場は常に楽しい雰囲気だった」とし、「多少、特異な今回の映画を見たら、驚きを感じるだろう」と伝えた。
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