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【公演レポ】イ・ジフン、ソン・ジュンホ、ミン・ウヒョク、チョン・ドンソク、韓国ミュージカル界のプリンスたちによる珠玉の名曲たちと圧巻の歌声の饗宴

Wow!Korea / 2018年9月24日 10時41分

イ・ジフンとミン・ウヒョクは「デスノート」から「奴の心の中へ」をデュエット。主人公たちの心理戦ともいえるこの曲を、イ・ジフンとミン・ウヒョクの2人も思わず息をのむような緊迫感で表現してみせた。

「僕は今回の公演が日本で3回目の公演になるんですが、10か月ぶりの来日になります。皆さんに本当に会いたかったです」と改めて日本のファンへあいさつの言葉を投げかけるミン・ウヒョク。「ジフン先輩と日本で歌を歌うのは新鮮な感じがしますね。同じ作品に出演して本当の兄弟のように過ごしたのですが、いつまた同じステージに立てるだろうかと待っていたんです。こうして素敵な会場で、こんなに素敵な皆さんとご一緒することができて本当に光栄です!」と明るく親しみのある笑顔を見せた。

そんなミン・ウヒョクがソロで披露したのはミュージカル「ドラキュラ」から「Loving you Keeps Me Alive」と、「フランケンシュタイン」から「君の夢の中で」の2曲。どちらの作品も異形の存在にまつわる様々な人の思いが交錯する切ない物語だ。

ミン・ウヒョクは、語りかけるような美しいファルセットと強い意志のこもったパワフルボイスの両刀で、情感ほとばしるステージを繰り広げた。

ソロステージの最後に登場したのはイ・ジフン。「僕はこれまでにたくさんのコンサートをやってきましたが、今日のステージはとても意味深いものだと感じています。そう簡単には集まれない4人で、日本のステージに立てるということはとても光栄なことです。皆さんの前でステージに立てる日がずっと続くといいなと思います」と、すっとした佇まいで客席に語りかける姿はとてもスマート。そんなイ・ジフンも歌が始まるととても情熱的で、「モーツァルト!」の「影を逃れて」では、胸の痛みを絞り上げるようなハイトーンボーカルに圧倒される。もう1曲は「キンキーブーツ」から「The Soul of a Man」とロックなナンバーを披露した。

前半のラストは4人そろって「ノートルダム・ド・パリ」から「Belle」を熱唱。低音のチョン・ドンソクから始まり、転調を重ねながらソン・ジュンホ、ミン・ウヒョク、そして高音のイ・ジフンへとバトンを渡していく。それぞれのパートの最後の歌詞にある「エスメラルダ」と名前を呼びかける部分は4人それぞれの情感の表現があり、同じメロディーを歌っているけれど様々な愛の形を見ているような、壮大な世界観を感じさせる。

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