【イベントレポ】康熙奉(カン・ヒボン)、「東方神起」ユンホ、チャン・グンソク、ヒョンビンについて語るトークイベント「韓国芸能界のオモテとウラと兵役問題」開催
Wow!Korea / 2019年2月12日 20時50分
1月31日(木)東京・神保町のブックカフェCHEKCCORIにて「康熙奉(カン・ヒボン)トークイベント」が開催された。
ロコレ(愛韓編集部)編集長で、「韓流スターと兵役 あの人は軍隊でどう生きるのか」(光文社新書)「今の韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史」(実業之日本社)等の著作で知られる康熙奉氏。
あいにくの雨模様にもかかわらず、康熙奉氏の人気を窺わせるように会場は満席。
本日のテーマは「韓国芸能界のオモテとウラと兵役問題」。
康熙奉氏は「今日は韓国芸能界のオモテとウラとヨコとナナメ(笑)と、そして兵役問題ということで90分、知っている限りのことを話します」とユーモアたっぷりにあいさつし、イベントがスタート。
まずは雑誌原稿の序盤に紹介されている雑誌名「愛してるっ!!韓国ドラマ」の編集長時代の経験をもとに1990年代から「冬ソナ」で爆発的な韓流ブームとなった年代、そして現在までの韓国芸能界について現場でのエピソードや裏話を織り交ぜながら弁をふるった。
韓国芸能界の一番の特徴として、マネージャー主義だとし、芸能事務所に所属していてもマネージャー主体となり、日本では芸能事務所がしっかり管理し、個々にマネージャーがつくとし、日本芸能界との違いを明かした。
また、日本でも絶大な人気を誇る東方神起や世界的人気のBTSを中心にK-POPについて話が及ぶと会場も熱心に聞き入った。
時折、ホワイトボードを使い、わかりやすく説明する康熙奉氏の言葉に頷く人も少なくない。
俳優やK-POPアーティストが続々と入隊、除隊のニュースが流れる昨今、大きな関心が寄せられているものとして、兵役問題が挙げられる。
トークの後半は兵役問題について、熱く語った。
以前は芸能人にとって、兵役は社会から隔離され、2年近くも活動を休止せざるをえないとして考えられていた為、かつては「兵役は芸能人の墓場」と呼ばれていた。
しかし、現在はSNSなどによって、入隊中の様子がわかることにより、兵役をキャリアと捉える傾向があるという。
さらに俳優ヒョンビン、ソン・ジュンギ、東方神起のユンホを例に挙げ、兵役をキャリアとし成功した芸能人と紹介した。海兵隊の隊員は「男の中の男」と尊敬をこめて呼ばれている軍の訓練が一番厳しいことで有名な海兵隊に自ら志願したヒョンビン。除隊後、逞しいイメージをプラスして、俳優として大活躍している。
ソン・ジュンギは軍事境界線のすぐ近くの最前線で軍務を全うし、復帰作「太陽の末裔」でエリート軍人役を見事に演じ、以前の柔らかなイメージを脱ぎ捨て、演技の幅を広げた。
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