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【徹底解説】芸能人らも厳罰求めSNSリレー、韓国を揺るがす「Telegramのn番部屋事件」とは?

Wow!Korea / 2020年3月25日 14時0分

【徹底解説】芸能人らも厳罰求めSNSリレー、韓国を揺るがす「Telegramのn番部屋事件」とは? (画像提供:news1)

現在、韓国で有名芸能人らが加害者らの厳罰を求めてSNSリレーが続くなど、韓国社会を揺るがす事件が注目を集めている。その名も、「Telegramのn番部屋事件」。

■事件の概要

去る2018年12月から2020年3月にかけて若い女性を中心に性的搾取や暴行にさらされ、そのようすがSNS上で”売買”されていた事件。

匿名性が強く、実態がわかりづらいメッセンジャーアプリケーション「Telegram(テレグラム)」内に設置された極秘のチャットルームで若い女性を中心に脅して撮影させた映像を公開し、これを有料公開としていた。各チャットルームが「1番部屋、2番部屋」などと数字がふられていたことから、総称して「n番部屋事件」と名付けられた。

レイプ動画などの過激な映像が閲覧できるチャットルームには、日本円で10万円を超える料金を請求するなど、部屋をレベルに分けるなどしていた。

韓国女性団体が主張している閲覧者は、20万人以上と報じられているが、現時点で正確な人数は把握されていない。

事件の実態が徐々に把握され始めたのは、2019年1月だった。

韓国のソウル新聞の調べで「Telegram内で児童ポルノ映像(画像)が共有されている」とわかり、同年11月には別メディアが調査し独自報道したことで明るみになった。

■事件の加害者は?

そもそも、Telegram内に”n番部屋”というチャットルームを創設した”創設者”は「ガッガッ」と呼ばれる人物。

韓国警察庁によると、現時点でガッガッの所在や詳細は明らかになっていない。その理由として、前述したようにTelegramが匿名性の高いアプリケーションである性質があげられる。

警察庁サイバー性犯罪捜査チームが現在、ガッガッの行方を追っていると報じられている。

「博士(パクサ)部屋」を運営し、課金制にすることで多額の金を得ていた人物が身柄を拘束された。この人物はチョ・ジュビン(25)。

現地報道によるとチョ容疑者は2019年秋ごろにTelegramチャットルームに姿をあらわし、自身が運営する部屋を「博士部屋」と名付けた。

チョ容疑者は、身元特定を防ぐために仮想通貨を用いて支払わせることを思いつく。料金は第1レベル:およそ20万ウォン(約1万8000円)、第2レベル:およそ70万ウォン(約6万3000円)、第3レベル:およそ150万ウォン(約13万円)とレベル分けし、レベルがあがる(料金があがる)ほど過激な動画が閲覧できるように設定していた。

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