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【イベントレポ】是枝裕和監督最新作「ベイビー・ブローカー」キャストが舞台あいさつ!ソン・ガンホ×カン・ドンウォン×イ・ジウン(IU)×イ・ジュヨンのキャスティング秘話とは?

Wow!Korea / 2022年6月27日 16時39分

カン・ドンウォン:きのう、ソン・ガンホさんとこの話についてだいぶ長く話したんですけど、ファンの皆さん、頑張ってください(笑)。

ソン・ガンホ:ドンウォンさんはパリから来ていたんですね。韓国から来た飛行機ではなく、パリからだったから、3人しかいらっしゃらなかったんだと言い訳をしていましたが、いずれにしても僕はとても気分が良かったです。

カン・ドンウォン:最初、夕食の場で、「空港で何人待ってた?」と聞かれたので、「3人です」と答えたら、ソン・ガンホさんが「俺は5人だ!」って(笑)。

是枝監督:だいたいいつも現場はこんな感じでした。ソン・ガンホさんがドンウォンをちょっとイジって、楽しむっていう(笑)。僕も大好きなんですけど。

Q.最後にソン・ガンホさんと監督から一言ずつお願いします。

ソン・ガンホ:この映画は、日本の監督と韓国のキャストが一緒に作ったということが大事というよりは、日本人であっても、韓国人であっても、私たちが生きている社会の中の私たちの姿、私たちの隣人の姿、また人生の価値が描かれた作品となっています。国を越えて、誰にとっても共感できる温かい物語だと思います。みなさんにもその思いを受け取って、共感していただける、そんな意味ある時間として記憶されてほしいと願っています。ありがとうございました。

是枝監督:6年前に書いたプロットは実はすごくシンプルな話でしたが、映画を撮るために韓国に渡って、ベイビーボックス(赤ちゃんポスト)の周辺の人たちへの取材を重ねたのが、とても良かったなと思っています。取材をすればするほど、この物語が人間の命をどう考えるべきか? それを登場人物たちが悩む話だな、とちょっとずつ、最初に思い描いた話から変わっていきました。撮影を始めてからも変わっていくというプロセスを経て、今日、みなさんに観ていただく作品になっています。僕の映画はいつもそうかもしれませんが、明快な答えが最後に待っているというより、登場人物たちと同じように見た方たちも旅を続けながら、一人の赤ちゃんの運命を一緒に考えていただけたら嬉しいです。楽しんでください。

この日は日本のメディアはもちろん、韓国からも多くのメディアが訪れた中、舞台あいさつには約500人の観客が来場。質疑応答後には、一般の観客にも写真撮影タイムが設けられ、大盛況のうちに舞台あいさつは終了。また、映画館の前にも約200人ものファンが詰めかける大人気ぶりだった。

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