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<オフィシャルインタビュー>ヒョンビン主演映画『コンフィデンシャル:国際共助捜査』のイ・ソクフン監督、ヒョンビンら出演者との役作りなどについて語る

Wow!Korea / 2023年9月20日 14時20分

監督:私は本作のシナリオを書き始めた頃から、ヒョンビンさんには本作を通して1作目より軽いイメージになってほしいと思っていました。1作目では重くて暗いイメージがあったので、2作目では軽快な雰囲気が出せればと思ったのですが、ヒョンビンさんはそのような方向性を好まないかもしれないと心配もしていました。1作目のキャラクターとあまりにも変わってしまうと、観客は受け入れがたいからです。そこで、そのバランスをうまく取ることが非常に大事でした。そんなわけで序盤は1作目に近いキャラクターで、シリアスな姿をふんだんに見せることにしました。

ヒョンビンさんはシナリオを読んだ後、軽快になったキャラクターを少し心配しているようでした。本人から「この調子でいくと、観客の皆さんは馴染めないのではないでしょうか」という意見も出ましたが、私はむしろ、それが大きな魅力になると思いました。ただし、ヒョンビンさんが心配していたように、急に馴染めないと思われないように序盤は1作目と近いキャラクターにする等、バランスを調節することに気をつけました。

Q.3今作から加わったダニエル・ヘニーの活躍も見どころのひとつです。ダニエル・ヘニーとの撮影で印象に残っているエピソードを教えてください。

監督:ダニエル・ヘニーさんは当時、本作に出演できる状況ではありませんでした。ビデオ・オン・デマンドプラットフォーム、Amazon Prime Videoの『ホイール・オブ・タイム』というミニシリーズ(ドラマ)に主人公として出演中で、チェコで撮影が行われていたからです。

ところが、ちょうどチェコでの撮影がコロナ禍で中断されていました。もし本作に出演することになったら、本作の撮影中、急にチェコでの撮影が再開された場合、そちらに行かなければならない状況だったのです。そのような事情から、ダニエル・ヘニーさんは最初、本作に参加するのは難しいということで、出演を辞退されました。でも私はダニエル・ヘニーさんにどうしても出演してほしいと思い、彼に代わる俳優を見つけるのは難しかったので、こう約束しました。「本作を撮影している途中、急にチェコから連絡が来たら行ってもいい」と。

私は内心、本作を撮影している間、チェコでの撮影の再開はないだろうと思っていたのですが、本作の撮影中、本当に急にチェコから連絡が来たのです。ダニエル・ヘニーさんも申し訳ないと言っていましたが、私としては約束をしていたので、そちらに行ってもらうしかありませんでした。また、こちらが引き留めたら、ダニエル・ヘニーさんが訴えられるかもしれないので行ってもらうしかなかったのですが、幸い、本作の撮影が終わる前に、チェコでのドラマ撮影を終えて戻ってきてくれました。

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