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【個別インタビュー】映画『アンダー・ユア・ベッド』主演の俳優イ・ジフン、 「日本で牛かつを食べながら日本のドラマに出演したいです(笑)」

Wow!Korea / 2024年5月27日 8時51分

本作は暴力シーンや残忍なシーンが多いため、大変な撮影もあったそうだ。彼は「イェウンがいなくなり、探しに行く場面があるのですが、地面が凍って滑りやすくなっているところがありました。100メートルほど全速力で走らなければならなくて、感情的には転んでも別に良かったようなシーンだったのですが、転んでしまったら大けがをしそうだなと思ったので、転ばないように集中して走ろうとして、そこが大変でした。それから、最後の格闘するシーンでは、狭い空間での撮影だったので相手とのタイミングを合わせるのが大変でした。相手を強く殴ったり首を絞めたりしなければならないシーンは何度もリハーサルを重ねたのですが、とても大変なシーンでした」と振り返った。また、演じていて難しかったことについて、彼は「セリフを言うことより、内面を目で伝えなければならないことが難しかったです。今回の映画で改めて学んだ部分でもあります。この作品に限らず演技をするうえで、いつも思っていることではありますが、この映画に出演したことによって、より一層目の演技に対する難しさを感じ、言葉で表現するより目で感情を表現することへの難しさを改めて感じました」と語った。

大変だったことだけでなく、面白いエピソードについても話してくれた。

「面白かったエピソードは、ベッドシーンで僕がベッドの下に息をひそめて隠れているシーンがあるのですが、シン・スハンさんが集中して頑張って演じられていたので、ベッドを支える部分が壊れてしまったんです。あまりにも激しかったので、僕の背中のほうに壊れた木が落ちてきて、その時は少し驚いたのですが、幸いケガすることなく終えました。シン・スハンさんは筋肉もすごいですし、とても強力な俳優さんです(笑)」。

楽しく撮影をしたという映画が完成し、それを観たときを聞いてみると、「完成した映画を観たときは、最初は恥ずかしくてあまり見ることができませんでした。試写会でちゃんと観たのですが、ベッドシーンや暴力性のあるシーンもあって、その部分でちょっと心配していたのですが、そういった部分について僕の母は、もっと果敢にもっと見せれば良かったのにという反応でした(笑)。ただ、暴力的なシーンも多かったので、そういうところを見るのがツラいという人もいるので、その点は心配もありました」と話した。そして、これから映画を観る人たちに対して注目してほしいことを聞いてみると、「まず、日本で映画が公開されることになり、とても気分が良いですし、感謝しています。映画館で観ていただく時に、登場人物それぞれに置かれた環境や状況、感情について注意しながら見ていただければと思います。それぞれが、どうしてそんな風にしかできなかったのかという理由を探して考えながら見ていくと、より一層映画を楽しめると思います。観た後も、いろいろな考えにふけることもできる作品だと思います。友だちと一緒に観ていただければと思いますし、恋人同士で観ていただいても、正しい恋人の在り方について考えていただきたいです。家庭についての話でもあるので、家族と一緒に観ていただいても良いと思います」と、映画を通して目をそらさずにさまざまなことを感じて考えてほしいという強い思いを伝えた。

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