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【漫画】「なんで人生こんなに苦しいんだ」31歳の限界派遣お姉さん赤裸々の吐露!共感呼ぶ 作者に聞く

よろず~ニュース / 2024年5月2日 12時10分

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『崖っぷちの自我』(扶桑社)絶賛発売中!

 自尊心を育てられなかった31歳派遣女性が、生きる上で感じるさまざまな不安や寂しさを抱えながら、自問自答と苦悶を繰り返す4コマ『31歳限界派遣お姉さんの日常まとめ』。胸に抱える思いを赤裸々に吐露する内容ながら、ほのぼのとした絵柄とマッチした「胸に突き刺さる、ほのぼの系」作品として、今熱い注目を集めている!

 「なんで人生はこんなに苦しいんだ」「もしかして人生って、無理なこと探しなのでは…?」など、人生のつらさをテーマに作者自身をモデルにした4コマ『31歳限界派遣お姉さんの日常まとめ』。次々と放たれる重い言葉と、ほのぼのタッチの絵柄が絶妙なバランスでマッチし、SNSを中心に人気となっている。

 作者は、SNSで作品を発表し、23年12月には、初の単行本となる『崖っぷちの自我』(扶桑社)が話題にもなった漫画家の自我野さん(@jigajigaQ)。こうした作品は、どのような思いから生まれているのか、その胸中を聞いた。

 自身の胸の内を赤裸々に描く作品は、どのような思いから生まれたのか。そのきっかけは、「寂しさ」にあるという。

 「トイレットペーパーを買って電車に乗ったとき、ふと『これって車内の人に今からこの紙で尻を拭きます宣言してるってことだよな』と思って、勝手にちょっと恥ずかしくなった経験が最初のきっかけです。ここからは私の想像の話なんですが、『そういうのに興奮する特殊な変態の人っているのかな?』と思い、『もしかしたらいるのかもしれないけど、おそらくほとんどの人は私のことも、私がトイレットペーパーを持っていることも視界に入ってないだろう』と思い、家に帰って用を足してる時にその気持ちが蘇ってきて、それが妙に心に残ったので描きました」

 そうした繊細な思いを形にしたのが、第一作目となる『かえりみち』という作品だったと話す。そして、創作に関しては、特にセリフ部分を意識しているとか。

 「このキャラクターが『どこ』の部分に『どのように』引っかかって『こんな感じ』になってしまっているのかを、ちょっと説明過多なくらい、なるべく詳しく書くことを意識しています。なぜなら、私は思ったことを口頭で説明することがすごく苦手だからです。『なんかモゴモゴ言ってる集団の中であまり役に立たないやつ』に付き合えるような人間は、残念ながらこの世界にはほとんどいません。みなさんそれぞれの人生でお忙しいからです。それを『しょうがない、どうしようもない』と思ってはいるんですが、やはり寂しいのでそういう気持ちを込めています」

 このように生きる上で感じる、寂しさや不安、疑問に向き合うことが創作の原動力となっている自我野さんは、「今後描きたい作品が山積みになっているので、寿命が来るまでになんとか全部消化できるようがんばります!」と意気込みを語ってくれた。

 多くの人が言葉にできない感情を、ほのぼの4コマとして代弁してくれる作品は、世知辛い世の中だからこそ、より輝き続けることだろう。

(よろず~ニュース特約・橋本未来)

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