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個人向けの自動車中古パーツ売買サイト「モビフルパーツ」 ユニオンエタニティが開設

財経新聞 / 2025年1月10日 15時46分

モビフルパーツの画面イメージ(画像: ユニオンエタニティの発表資料より)

 クルマの情報サービス「モビフル」を運営するユニオンエタニティは、自動車の中古パーツが売買できるマーケットプレイス「モビフルパーツ」を、1月15日にオープンする。自動車補修用リサイクルパーツを販売するビッグウェーブと、協同で開発した。

 自動車中古パーツを探す場合、Yahoo!オークションやメルカリで探す人も少なくないだろう。こういったサービスでも、ある程度は探すことが可能だが、一般ユーザーからの出品がほとんどのため、品揃えという点では十分とは言い難い。

 Yahoo!オークションやメルカリにも業者の出品は見受けられるものの、中古パーツ販売業者がすべての在庫を出品しているわけではない。そのため、業者が利用する専門のプラットフォームと比較すると、中古パーツの種類は限られているのが現状である。

 クルマのライフサイクルをDX化することで一般ユーザーの課題を解決するユニオンエタニティと、豊富な中古パーツの在庫データを提供できるビッグウェーブが協同で開発したのが、「モビフルパーツ」だ。

 中古パーツ購入の際には、盗難品の心配もあるだろう。自動車の盗難件数は近年減少傾向にあったものの、警視庁によると、最近は2022年、2023年と2年連続で増加している。

 モビフルパーツでは、自動車解体業の許可と古物商許可証の提出を必須とし、売買の承認後には反社会的勢力の関与有無も確認することで、安心した取引を可能とする。

 中古パーツを探す際には、自分のクルマに適合するかどうかが不安の種となる。同じ車種で同じ年式でも不適合なケースはよくあるため、ECサイトなどでは車検証データの送信を求めることが一般的だった。

 モビフルパーツでは今後、一般ユーザーが中古パーツを探す際に利用可能な、AI機能の導入も予定している。どんな中古パーツがユーザーの車種に適合するかを自動で判別し、ユーザーの手間を省く。

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