夏に行きたい! 全国の絶景ドライブコース10選
2018年7月19日更新
もう7月もそろそろ下旬。この夏の予定はお決まりですか? 海や高原、山並みなど夏ならではのドライブコースを厳選しました。心に残る夏の思い出作りにお役立てください!
目次
知床横断道路(北海道)
広大なパノラマが楽しめる絶景道路
生態系保護のため立ち入り制限されている知床半島において、唯一横断できる道路。斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路の頂上、知床連山の尾根筋にあたる標高738mの峠。北側には羅臼岳、 東側には国後島を見渡せ広大なパノラマが楽しめる絶景道路。7月下旬でも残雪が見られます。
「道の駅 知床・らうす」で羅臼ならではのグルメを堪能
背後には日本百名山の一つである標高1661mの羅臼岳があり、知床峠を通る知床横断道路の羅臼側の入り口にある道の駅です。「魚の城下町」の異名を持つ羅臼町ですから、ここはやっぱりまずお魚を味わいたいですね。
「羅臼昆布羅ーメン」850円は羅臼の名物である羅臼昆布を使ったラーメン。スープはもちろん羅臼昆布で取ります。隠し味には鮭節を使用。上品な旨味が全体に行き渡ります。味付けは昆布塩のみ。麺にも羅臼昆布を練り込み、ツルツルシコシコの食感が楽しめます。トッピングにはホタテの稚貝に中央にはとろろ昆布。羅臼の昆布の魅力を存分に味わえる一杯です。
天に続く道(北海道)
18kmの直線道路から壮大な景色を堪能できる
斜里町の峰浜から、国道334号線と244号線の直線区間が約18kmも続き、壮大な前後左右の景色は鳥肌もの。
また少し走ると、手作りらしき展望台があり、ゆっくりと景色を楽しめる。
道路の遥か先に夕日が沈むタイミングに遭遇すれば、まさに天に続いているような神秘的な光景に出会える。
八幡平アスピーテライン(秋田・岩手)
豊かな自然の造形が楽しめる道路
岩手県と秋田県の県境に広がる山群・八幡平の頂上は標高約1,614mで、様々な形の山々や湖沼、湿原、温泉地が点在し、豊かな自然の造形が楽しめるエリア。
この豊かな自然の名所を縫うようにして、御在所地区と秋田県のトロコ温泉を結ぶ道路が「八幡平アスピーテライン」(県道23号線)だ。
沿道にある神秘的なスポットに立ち寄りながらドライブしよう。
数千年前の水蒸気爆発火口に水が溜まったとされる八幡沼やガマ沼などは、噴出物の成分でそれぞれ色が異なり、高山植物の可憐な花々と魅惑的な融合を見せる。
アスピーテライン沿いは温泉の宝庫
八幡平は多くの温泉があることでも知られていますが、標高1400mにある開放的な一軒宿「藤七温泉彩雲荘」の温泉は極上そのものです。温泉は女性専用の露天風呂、内湯、混浴の露天風呂があり日帰り入浴が楽しめます。露天風呂では豪快な雪渓が目の前に迫り、爽快感抜群!
宿の営業は今年は4月29日から10月27日まで。八幡平は6月・7月には高山植物が咲き乱れ、秋は紅葉と、季節を変えて訪れたいところ。
藤七温泉彩雲荘は八幡平アスピーテライン沿いにあります。アスピーテライン沿いはその他にも蒸(ふ)けの湯や後生掛温泉などがあり、温泉の宝庫なのだそうです。
磐梯吾妻スカイライン(福島)
ビューポイントが多く人気のドライブコース
「磐梯吾妻スカイライン」は、最高地点1,622mで、山並みや渓谷、奇岩などビューポイントが多い人気のコースだ。
冬季通行止め解除後の雪の回廊、初夏は新緑、秋には紅葉で、ドライバーを迎えてくれる。
中間地点の浄土平一帯には、一切経山と吾妻小富士に挟まれた湿地帯もあり、高山植物の観察も楽しめる。
中禅寺湖スカイライン(栃木)
連続するヘアピンカーブをぐんぐん登るドライブコース
世界遺産を有する日光にある中禅寺湖。その中禅寺湖の南東にある標高1753mの半月山へ、連続するヘアピンカーブをぐんぐん登っていける約8.5kmのドライブコースです。
以前は有料道路だったので、路面状態も良好とのこと(無料化されたのは1997年)。半月山へのピストン道路(行き止まりの道)となっています。
千里浜なぎさドライブウェイ(石川)
日本で唯一砂浜の上を車で走行できる
8kmほど続く砂浜を自動車で走れる絶景コース。
普通なら砂の上など乗用車ではまともに走れませんが、このビーチは細かい砂が水を含んで固くしまっています。実際に車を走らせてみると、ときどきハンドルを軽く取られそうになりますが、普通に走る分には問題ありません。
白砂青松100選、渚100選にも選ばれるビーチで、海に沈む道路標識など雰囲気は抜群。
ビーナスライン(長野)
森林や高原の景観が楽しめる山岳ドライブルート
「ビーナスライン」は、茅野市と上田市の間の7市町村を繋ぐ、本州のほぼ中央、八ヶ岳中信高原国定公園の高原地帯を縫うように走る、全長76kmの日本でも有数の山岳ドライブルートだ。
蓼科高原、白樺湖、車山高原、霧ヶ峰高原、八島ヶ原湿原から美ヶ原高原まで、森林や高原の移り行く景観が見物だ。
一番の絶景ポイントは、八島ヶ原湿原と美ヶ原高原間の大展望台・三峰茶屋(標高1,764m)で、遠くは浅間山まで見渡せる。
夏のニッコウキスゲなど四季折々の花が目を楽しませてくれる
信州の美しい高原地帯を駆け抜けるビーナスライン。アルプスの雄大な景色が広がり、夏にはニッコウキスゲ、秋にはススキなど、 四季折々の草花が美しく彩ります。平均標高は1400mで、最高地点の美ヶ原高原では1920mにもなるので涼しく、夏のドライブにもぴったり。
パールロード(三重)
海岸も山並みも楽しめる絶景ドライブコース
鳥羽と志摩を結んでいる、全長23.8kmのドライブウェイ。伊勢志摩の美しいリアス式海岸や山並みを楽しめるのだそうです。パールロード沿いには鳥羽展望台や麻生の浦大橋、赤い的矢湾大橋などがあります。
鬼舞スカイライン(島根)
隠岐諸島の西ノ島を走るドライブコース
なだらかな緑の大地、ダイナミックな海岸線、青い海という風景が楽しめるそうです。さらに放牧された馬の姿も見えるとか。
海中道路(沖縄)
エメラルドブルーの海を走る沖縄定番のコース
海中道路は、沖縄をドライブするなら絶対走っておきたい定番コース。
本島中部の東側のうるま市を走る県道10号線の一部で、土手と橋で与勝半島と平安座島を結ぶ全長4.75kmが“海中道路”と呼ばれており、エメラルドブルーの海の中を走るルートとなっている。
周辺には勝連城跡や海の駅も
途中にはロードパークがあり、歩道橋からの眺めは息を飲む絶景。
橋梁部の真っ赤な主塔と青い空のコントラストも美しく、周辺には沖縄の歴史を感じる勝連城跡や海の駅「あやはし」など、いろんなシーンで楽しめるスポットも多彩。
神々が住むと言われる神秘の島、浜比嘉島に渡るのもいい。