特集2017年7月24日更新

インド人もびっくり!?インド仰天ニュース

急速な発展を遂げているインド。現在13億超の人口は2024年に中国を抜き、「世界で最も人口の多い国」になるとの予想が国連から発表されたばかりです。そんな勢いのある国、インドから届けられた仰天ニュースをご紹介します。

インドの驚愕ニュース&話題

「真っ白な雪!」ではなく…汚染の影響で泡立つ川

真っ白!これは雪?
いえいえ、雪ではなく「泡」だそうです。
著しく水質汚染された影響で川が泡立っているのです。
そんな中ヒンズー教徒が、沐浴のために水の中に入るというまさに過酷なしきたりをこなさなければなりません。
原因としては下水処理が間に合わず、処理されなかった汚水が垂れ流されるという悪質な状況。肥料や工業排水、生活排水など危険な汚水がヤムナー川に垂れ流されるようです。

サルと一緒に暮らしていた少女を保護

インド警察が発表したところによれば、ネパールにも近いウッタル・プラデーシュ州のバーライチにある「Katarniaghat自然保護区」で1月下旬に保護された少女は、推定年齢が8~10歳。何年にもわたりジャングルで3匹のサルと共に暮らしていたとみられ、言葉を話さず警察の干渉を強く拒んだという。
バーライチの病院に連れてこられた最初の数週間、少女は四足歩行をするなど歩き方や行動もサルそのものであった。

相次ぐハトの拘束

インドのナレンドラ・モディ首相宛ての脅迫状を運んだハトがパキスタンとの国境付近で見つかり、身柄を拘束された。

長年続くインド-パキスタン間の紛争では伝達役に鳥が使われることがあり、スパイ容疑でのハトの「逮捕」が相次いでいるそうです。上の記事は昨年10月のものですが、今年の5月にも逮捕のニュースが来ています。

死亡したと思われた少年が葬儀中に息を吹き返す

一家の大黒柱となっていた息子が虫の息となり、家族は悲しみのもと自宅へ連れて帰ったが、しばらくしてクマルさんは動きが止まり呼吸をしなくなった。親族はクマルさんが亡くなったのだと信じて、村人たちに葬儀の準備の協力を仰いだ。
そして遺体を2キロ離れた葬儀場所まで運んでいた最中にクマルさんは突如目を覚まし、息を吹き返したのである。手足を動かすクマルさんを見た家族や村人、友人たちが驚いたのは言うまでもない。

死者も出る…地獄過ぎるインドの女性専用車両

ムンバイでは2009年に女性乗客者の安全を確保するために初めて女性専用車両が投入されました。しかしラッシュアワー時には深刻な事故が起きているようです。中には命を失う事故も起きていたそうです。

神聖な生き物「牛」にまつわるニュース3連発!

インド国民の約8割を占めるヒンドゥー教徒にとって牛は神聖な生き物。29州のうち25州では牛を殺すことが法律で禁じられていて、牛肉を売買したり、食べたりするのは一切禁止だといいます。手厚く守られ、神聖化されていることで起きた、牛にまつわる騒動や話題をまとめて紹介します。

世界初? 牛専用の救急車デビュー

インド北部のウッタル・プラデーシュ州で、おそらく世界初と思われる家畜専用の救急車が始動したそうです。
The Telegraphによれば、ウッタル・プラデーシュ州の副首相、Keshav Prasad Maurya氏が今月はじめに発表した「Cattle Healing Mobile Van Service(家畜救済用移動診療サービス)」は、州都ラクナウほか近隣都市で5台の救急車を導入し、獣医師と救急救命士のチームがケガや病気で弱った牛や、身寄りのない牛の救護にあたっているそうです。

なぜか水牛が人家の屋根に出没

こちらはインドのとある民家。何故か水牛が屋根の上に登りなかなか降りてくれなかったそうです。そういえばインドで「牛」といえば「神」のような扱いをするというイメージが強いですよね。しかしこれだけ野良牛がまちなかをはびこっている状況では本当に崇拝できるようなレベルではないので、こういうケースに限り仕方なく強制措置を取ります。
なんとクレーンを使い水牛を無理やり下ろした。
(中略)
水牛は病院に運ばれ精神鑑定を受け、持ち主に返されたという。

牛の糞を踏むとラッキー

筆者の実体験ですが、インドを旅行中誤ってサンダルで牛の糞を踏んでしまったときのことです。「やってしまった・・・」と顔面蒼白していると、そこにいたインド人たちから「ラッキーだね。幸運が訪れるよ!」と声をかけられたことがありました。最初は嫌味かと思ってしまった筆者ですが、なんでもインドでは牛の糞は宗教行事でも使われるらしく排泄物であってもそれは「聖なる牛」の力を宿すものなんだとか。

地上4階までよじ登る保護者 子供のカンニングを手助け

インドでは子どもに良い点数を取らせるためカンニングを手助けする現象が横行し、東部のビハール州では子供にカンニングペーパーを渡すために試験会場の地上4階によじ登る保護者が相次いでいる。

1400人以上の孤児を育てる女性

インドのマハーラーシュトラ州プネーに、「孤児たちの母」と呼ばれる女性がいる。シンドゥタイ・サプカルさん(68歳)は、過去40年間で1,400人以上の子供たちを引きとり育ててきた。
(中略)
現在、男児の孤児院2棟と女児の孤児院2棟を運営するシンドゥタイさんには、血は繋がらなくとも282人の息子と49人の娘がいる。

道路に「釘」ばら撒き「修理屋」を開く巧妙なビジネス

こちらはインド南部の都市「バンガロール」です。実はここ5年間、道路上にとんでもない異物が落ちていたというのです。それがこのデッカイ釘である。危ないなあと思うのかもしれませんが、実はこれ単なるイタズラではなく、巧妙なビジネスモデルを見据えた立派な商売だったのです。どういうことかというと、以下の流れ

道路に釘をばら撒く→タイヤがパンクする→修理屋に駆け込む→ウマー

ということです。2012年からこのような問題が急増しており、過去5年間で実に50キロ以上の釘がばらまかれているとのこと

客の髪の毛に火をつける理容室

私の常識では、「頭に火をつける」なんて言語道断だった。想像したこともなかった。しかしインドでは、なんと頭に火をつける理容室があるらしいのだ。
(中略)
火がついている間に、せっせとくしを通し、客のヘアセットを進めていく美容師。
もし、セットが火の燃えている間に終わらなかったり、セットが客の気に入らなかった場合は、もう一度着火するらしい。

インド人もびっくり…じゃなくて「びっくりインド人」たち

体重6キロ!「世界最大の赤ちゃん」生まれる

さて今回話題となっているのは、世界最大のあかちゃんである。一体どれほどデカイのか、デカイというより今回は重量が重いということで、その重さはなんと6キロ!通常は3キロが平均ですので2倍のサイズで、6ヶ月ぐらいの赤ちゃんに相当するのだとか。

その前にも似たような記事が…

上の記事の数カ月前にも「5970gの赤ちゃんが生まれた」というニュースが届いていました。さすが、人口13億のポテンシャルは伊達ではありません。

生後8カ月で体重17キロの女児

印パンジャーブ州に住むサラージ・クマーさん(23歳)とリーナさん(21歳)の間に生まれたチャハットちゃんは生後8か月になるが、その体重は17.2kgと4歳児並みだ。
チャハットちゃんには10歳児と同等の食欲があり、この月齢の子供たちが食べる量の4倍もの食事を口にする。断続的にミルクや食べ物を欲しがり、日に日に体重が増えていく娘を心配する母リーナさんは「とにかく一日中食べたがるんです。何も与えないと泣き始めます。外に出たがって泣いたりもしますが抱きかかえるのが重すぎて、近所にしか行けません」と話している。

こちらも似たような記事が…

こちらは「10歳で192キロ」という記事です。

こちらはインドに住む、アリア君10歳。見ての通りとんでもない体になってしまった。彼の体重はなんと既に200キロ近い、192キロ。普段はなんと1日5色も食べてしまうというとんでもない食欲を見せつけている。アリア君、残念なことに10歳児として着る服がないのでこのような状態に。

8歳で身長198センチになった少年

インドのメーラトに暮らすカラン・シン君は8年前、体重7.8kg、身長が63cmで誕生した。新生児用の体重計に乗りきらないほどだった彼は「世界一重く身長が高い赤ちゃん」としてギネス世界記録に認定され、世界中のメディアで話題になった。現在8歳になったカラン君を英『Mirror』が伝えている。
父サンジェイさん(41歳)と母シェトラーナさん(33歳)の間に誕生したカラン君は、生まれてすぐにギネス世界記録に認定されただけでなく、その後「世界一背が高い5歳児」としても記録に名を残している。そんな彼は8歳になったが、身長はなんと198cm、クラスメートのおよそ2倍もある。

手足合わせて28本! ギネス公認「世界一多くの指を持つ人間」

28本指の男性とは、同国西部グジャラート州ヒマットナガルに暮らすデヴェンドラ・スタールさん(43)。現地ではすでに有名人だったようだが、その存在が世界的に認知されたのは昨年末のこと。12月には、「もっとも多くの指を持つ人間」としてギネス世界記録にも認定された。
デヴェンドラさんの手足には、それぞれ7本ずつ指が生えている。足の指は、2本が結合した状態となっているようだが、骨はしっかり7本分が形成されているという。

このニュースのあと、31本の指を持つ中国の赤ちゃんの存在を伝える記事もきています。

関節を360度回転できる「ゴム少年」

ヒトがここまでのポーズが取れるとはまさに驚き。そんな写真とともに『express.co.uk』が伝えたのは、インド・グジャラート州のスーラトに暮らすヤッシュ・シャーさんという18歳の少年であった。彼は幼い頃から首、指、そして体の関節が非常に柔軟であったが、それらを脱臼させることで四肢をほぼ360度回転させられることに気づいたそうだ。

「鼻先タイピング」世界記録に挑戦

これまでの"鼻先タイピング最速記録"は、2008年にドバイでインド人のNeetaさんが打ち立てた1分33秒。だが挑戦者のMohammed Khurshid Hussainさんは先日、インド中南部ハイデラバードでの計測で48秒62と大幅に記録を更新した。

このムハマド・ハッサン氏は、指を使ったタイピングの世界記録保持者でもあったようです。

インド人のムハマド・ハッサン氏は、指を使ったタイピングの世界記録保持者。それだけでもすごい……と言うより、それだけにしておけばよかったのだが、なんと彼は鼻を使ったタイピングでも、ギネス記録を更新したのだ。いわば、2階級制覇。とてつもない偉業である。

101歳の金メダリスト 

「第9回ワールドマスターズゲームズ」で24日、「100m走マスターズ100歳以上の部」に出場したインド出身で御年101歳の女性マン・クウアーさんがひと際注目を集めた。
長袖長ズボンのジャージを着たマンさんは、スタートの合図が鳴ると腕を大きく振りしっかりした足取りで100mを“1分14秒”で駆け抜けたのだ。ジャマイカ出身のウサイン・ボルト選手が叩き出した2009年の世界記録“9秒58”には及ばないものの、見事金メダルを獲得している。実はこのレース、100歳以上の競技参加者が1人しかおらず、マンさんは勝利を保証された中での走りだったのだが、そのフォームは実に力強い。

19世紀生まれ 120歳の男性発見?

今回発見されたのはインドに住む120歳の男性。存命の117歳のエマ・モラノ=マーティヌッジィさんを3歳も上回る年齢で、更に男性ということです。本当に120歳なのかどうかはまだ「ギネス」など公の記録が認定されているわけではないので疑わしいところはあるわけですが、一応パスポートのプロフィールには1896年8月8日生まれと記載されております。

ちなみに、記事中で触れられているイタリア人女性のエマ・モラノさんは、4月15日に117歳で亡くなられています。

長さ19メートル 世界で最も髪が長い男

インドの北西部に位置するグジャラート州の都市、ヴァドグラ在住のサウジハイ・ラスワさん(60歳)は、少し離れた場所から見ると、まるでロープを腕に巻きつけて運んでいるかのように見える。
しかしこのロープのような物体は約19メートルに及ぶラスワさん自身のドレッドヘア、つまり髪の毛なのだ。
(中略)
イギリスの動画ニュースサイト「News Flare」によるとラスワさんの約19メートルもある髪の毛は、現在、世界で最も長い男性の頭髪であるという。

年初に特集した中国の「トンデモ」ニュースもすごかったですが、インドのニュースもなかなかです。わずか7年後に中国を超えて世界一の人口を抱える国になるだけあって、その人口パワーから生み出されるビックリ人間の多さが目立ちました。今後も、“日本人もびっくり”なニュースが続々と届きそうな勢いです。