話題のニュースまとめ2018年5月

2018年6月1日更新

前半は山口達也・元TOKIOメンバーによる不祥事、後半は日大の悪質タックルとそれに伴う会見の話題が世間を騒がせた2018年5月。それ以外にも、ノーベル文学賞の発表見合わせ、国民民主党の結党、新潟の小学生殺害事件、スルガ銀行の書類改ざん問題、歌手・西城秀樹さん死去、米朝首脳会談の中止といった興味深いニュースが満載でした。2018年5月に最も読まれたニュースランキングです。

目次

社会ジャンルで読まれたニュース ベスト3

1位は今年3月に自殺したローカルアイドルの母親による元所属事務所への告発。読めば読むほど怒りが湧いてくる内容ですが、後日、事務所はこの報道を否定する声明を出しています。
2位は昨年10月に我が子を衰弱死させた夫婦の話題。今月に入って逮捕された夫婦の妻の実父に対するインタビュー記事です。
3位は先月から続く財務省事務次官によるテレ朝記者セクハラ問題。なぜこのような問題が起きたのか、記者側の視点から書かれたコラムです。

1位 母親が告白 農業アイドルだった大本萌景さん(16)は、なぜ自殺しなければならなかったのか

娘の携帯電話には、学校に行きたいという娘の訴えに対して、事務所スタッフからのこんなメッセージが残っています。
「お前の感想はいらん。学校の判断と親御さんの判断の結果をそれぞれ教えろ」
「何故学校がダメと結論したのか、親御さんがダメと判断したのか、その理由だ」
「その理由によって、今後事務所はお前の出演計画を考えにゃならん。そこまで考えて物を言え」

2位 1歳児衰弱死、逮捕された母親の実父が激白「長女の旦那と次女が肉体関係を持った」

週刊女性は、仁美容疑者の実父(55)にインタビュー取材を申し込み、約3時間にわたって事件の背景など夫婦間の詳細を聞いた(以下、カッコ内はすべて仁美容疑者の実父)
「ネットでは娘について『鬼畜』『鬼嫁』『同じ女性として許せない』などと書き込みがある。しかたのないことかもしれないけれど、父親のオレに言わせれば酷なのよ。仁美はかわいそうな子なの。少しでもわかってほしいと思って身内の恥をさらすことは百も承知でしゃべります」

3位 財務省セクハラ騒動 現場の記者たちの動揺はおさまらない

4月19日、テレビ朝日が「報道ステーション」の終了間際に「セクハラを受けていたのはテレ朝記者」と報じたが、一番驚いたのは財務次官や世間ではなく、マスコミの記者であったというのだ。大手紙の政治部男性記者も語気を強める。
「(テレ朝の報道は)何もかも驚きで、よくぞ言った、という気持ちもある反面、報道機関としてのテレ朝は終わったのではないかと、テレビ局や新聞社の幹部は苦々しく思っている」(大手紙男性記者)

芸能ジャンルで読まれたニュース ベスト3

5月前半の話題を独占した感のあるTOKIO山口メンバーの「未成年への強制わいせつ」事件とそれによる契約解除の話題。事件そのものや本人に関してだけでなく、さまざまな角度から関係者も巻き込んだ多くの記事が配信されてきました。その中で最も注目を集めたのは、意外にも山口本人の話題ではなく…。
2位も山口騒動に“巻き込まれた”アナウンサーの話題。そういえばめっきりテレビで見かけなくなりましたね。3位はNHKのど自慢での衝撃的な“放送事故”の話題。

1位 「実は城島茂のほうがヤバいという噂が…」TOKIO山口達也騒動で再注目されるリーダーの酒癖とは?

しかし、業界関係者に山口達也の酒癖について話を聞いたところ、じつはもっとヤバい人物が同じグループにいるという証言が続出した。
「そもそもTOKIOのメンバーで山口達也が酒に溺れていて医療機関のお世話になっていたことは、ほとんどの人が知りませんでした。その反面、城島茂さんのお酒好きは業界内ではかなり有名な話です」(テレビ番組制作会社スタッフ)

2位 山口達也ではなく“お前こそ辞表を出せ”と囁かれる女性有名人とは? 関係者暴露「彼女の神経がわからない」

「タレントさんが辞表を出すべきかどうかわかりませんが、山口達也さんの辞表提出というニュースを受けて、フジ局内では『辞表を出すべき人物がうちにもいるだろ』という意見が続出していました」(テレビ局関係者)
それは一体誰なのか。
「アナウンサーの秋元優里です。離婚成立を今回の山口さんのニュースに潜らせるようなタイミングで発表していますが、今もまだアナウンス室に在籍しています」(同)

3位 のど自慢でハプニング!? 個性派出場者の「チェリー」にお茶の間凍る

番組では、10番目に小田切千アナウンサーの紹介で、バンドでボーカルとドラムを務めているという、メガネをかけた18歳の学生が登場。すると、
「10番、チェリー!まあ、私がチェリーボーイなんですけど」
と開口一番、曲名とともに自らが「チェリー」であることを暴露した。

国際ジャンルで読まれたニュース ベスト3

1位は日本政府による竹島の領土主張に対して韓国側が抗議したという話題ですが、今月はどちらかというと、一度は決定した米朝会談の中止に関する話題が多かったような気がします。2位と3位はその記事で、2位はトランプ米大統領に中止を決断させた北朝鮮の次官の話題。3位は金正恩氏の奇行(?)について。

1位 日本がまた韓国の痛いところをついてきた―中国メディア

2018年5月15日、海外網は「韓国が怒り!日本がまた韓国の痛いところをついてきた」と題する記事で、韓国外交部が同日、日本政府が18年版外交青書で島根県・竹島(韓国名・独島)の領有権を主張し、周辺での韓国側の軍事訓練に強く抗議していると紹介したことに対し、在韓日本大使館の水嶋光一総括公使を外務省に呼んで抗議したことを伝えた。

2位 トランプ氏が北女次官に激怒 米朝会談中止…文大統領は役立たず、北は狼狽“手のひら返し”の大絶賛

トランプ氏を激怒させ、米朝首脳会談の中止を決意させたのは、24日に朝鮮中央通信が報じた、崔氏の談話だった。
米FOXニュースの報道番組で、北朝鮮に「(トランプ氏を翻弄できると考えているとしたら)大きな間違いだ」と警告したペンス氏に対し、崔氏は談話で、「身の程知らず」「彼がどんなに『政治的に愚鈍なマヌケ』であるのかを、推測して余りある」と非難した。

3位 会談中止で言ってることが支離滅裂…金正恩氏のメンタルは大丈夫か

談話は、会談を控え米国が北朝鮮に対する要求水準を高めてきたことに反発しつつも、首脳会談を決断したトランプ氏を「心のうちで高く評価してきた」と持ち上げている。さらには「われわれの国務委員長も、トランプ大統領と会えば良いスタートを切ることができると述べて、そのための準備に努力の限りを尽くしてきた」などとして、精一杯のラブコールを並べているのだ。

スポーツジャンルで読まれたニュース ベスト3

5月前半が山口騒動なら、5月後半の話題の主役は「日大アメフト部の悪質タックル問題」でした。当初はタックルの悪質さや日大アメフト部の指導体制、責任の所在などが取り沙汰されていましたが、1位のこの人の登場により、世間の受け止め方がなんとなく変わってしまったような気もします。
2位も同じ話題で監督らによる会見の“非常識さ”を断じる記事。3位は日本レスリング界の英雄、伊調馨と吉田沙保里両選手の関係について。

1位 日大緊急会見大荒れ 日大ブランド凋落心配する声に「いいえ、落ちません!」

だが、宮川選手を精神的に追い詰めた指導者側の厳しい言葉の数々については「言っていない」「覚えていない」と内容が変化。報道陣からは厳しい追及が続いたが、司会を務める日大関係者が「もうやめてください」「(会見を)打ち切りますよ」「あなた、しつこいんですよ」などとイライラしたように応戦するなど、会見は大荒れの様相となった。
報道陣から「あなたの発言で日大のブランドが落ちるかもしれないんですよ」の言葉が飛ぶと、司会者は「いいえ、落ちません!」と返答する場面もあった。

2位 日大会見「危機管理のプロ」が徹底ダメ出し 「見たことがない」...あ然とした理由

「え、本当ですか?ちょっと意味が分からないし、信じられないです。こう言ったら失礼かもしれませんが、危機管理広報についての理解や知識が全くないとしか考えられない。もう、それに尽きると思いますよ」
とあ然。この専門家によれば、謝罪の意図で行った会見の場合は、責任者の謝罪コメントや会見側の主張、事実関係などをまとめた資料を配布するのが「常識」だという(たとえば22日の日大選手の会見では、選手による「陳述書」の写しなどが報道陣に配られた)。

3位 伊調馨×吉田沙保里「パワハラ騒動の背景にあった6年戦争」

「マスコミの中で、二人の犬猿の仲は有名ですよ。12年のロンドン五輪の前、伊調が吉田に対して『(テレビ出演など)競技以外の世界でも活躍されていて、すごいなと思います。私にはまねできない』とホメ殺ししましたが、この頃には両者の対立はもはや収拾がつかないほどになっていた。そもそも素顔を見せず、本音を語らない求道者タイプの伊調に対し、常に天真爛漫な吉田は、性格からして水と油です」

経済ジャンルで読まれたニュース ベスト3

1位はプリウスとN-BOX、普通車と軽それぞれの人気車を徹底比較。皆さん大好きですよね、こういう話題。
2位は滋賀にある商業施設のショップ店長からの悲痛な叫び。結果、ハッピーな展開になりました。そういえば滋賀の商業施設といえば、以前にも人が来なくて「明るい廃墟」なんて呼ばれていたショッピングモールがあったような…。
3位は子会社の三菱航空機が債務超過に陥っていることを発表した三菱重工の話題。MRJ、どうなるんでしょうね…。

1位 “理想のファミリーカー”N-BOXと“最強王者”プリウスを徹底比較!「階級違い」の王者だが…

白ナンバーの登録車で、国内ベストセラーの定番といえばトヨタ・プリウス。そして軽の王者はホンダN-BOX…というのは各メディアでも大きく報じられていて、皆さんも肌で実感していることだろう。
この2台はいわば「階級違い」の王者だが、そういう階級を取っ払うと、この2台はここ数年、抜きつ抜かれつのデッドヒート状態だ!

2位 滋賀・長浜駅前の店「生きていける心地が...」 店主の悲鳴にネットが「救援」に動いた

そんな折、期間限定で出店しているテナント「キャラクターショップ」の店主が5月2日、
「あの、切実なお願いなのですが最近滋賀県長浜市の駅前にトミカやシルバニアファミリー、ご当地キティちゃんなどを扱うショップをオープンしましたが昨日の売り上げ900円でまじ生きていける心地がしません...どうか来てください...」
などと切迫した内容をツイートした。

3位 MRJ、未完のまま撤退の可能性…三菱重工、凄まじい凋落

今年に入って、三菱重工は祖業である造船事業を、横浜に本社を構える三菱造船と長崎に本社を構える三菱重工海洋鉄構の2社に分社し、子会社化した。三菱重工が造船業を分社・子会社化したことを「祖業を捨てた」と判断する関係者も少なくない。今後、2社がどのような成長戦略を描くのかは不明だが、造船業界はM&A(合併・買収)を加速させており、他社に飲み込まれる可能性も指摘されている。

ITジャンルで読まれたニュース ベスト3

日大タックル騒動へのネットの話題が当然のように1位に。
2位は今月16日に亡くなった西城秀樹さんの葬儀の話題。葬儀で配られた記念品をオークションに出品したり、出棺の様子を動画に撮影したりする様子が論議の的になっているようです。3位は98年のWin95マシンを爆速化するという技術系動画。15秒ほどで「シュピーン!」と起動するさまはちょっと感動ものですね。

1位 記者会見で「日大のブランド」失墜か 「受験やめる」「やめさせた」ネットで相次ぐ

そして、残念ながら現実は司会者の思ったとおりにはならなかったようだ。
会見の様子を受け、すでにツイッター上では「日大受験やめた」「子供にやめさせた」「受けさせない」などの声が続出する結果となっているのだ。

2位 西城秀樹さんの葬儀配布品が転売 出棺時の「異様な光景」にも「恐怖と違和感」

通夜・告別式の両日とも、一般参列者用に祭壇が設けられ、2014年のコンサート写真が入った「西城秀樹さんありがとうポストカード」が配布された。
ポストカードは2日間で2万枚用意され、開始数時間前から多くのファンが列を作っていたという。
しかし、翌27日からオークションサイト「ヤフオク!」などで、この「西城秀樹さんありがとうポストカード」を含む記念品が転売されていることが発覚。

3位 Win95がSSD化で爆速に! 「当時この速度だったら」と懐かしむ声

このユーザーは、”SSD化したWindows95マシン当時では考えられなかった速度で起動するw”というテキストとともに、1998年に標準価格78万円で販売されたとという「東芝 TECRA 780DVD/8.1」をSSDに換装した動画を公開。
10秒程度でWindows 95が立ち上がる様子に驚く人が多く、1万5000件以上のリツイートと2万件以上のいいねが集まっていた。

ライフジャンルで読まれたニュース ベスト3

1位はネットで買い物をする際の注意点。2位はタワーマンションの話題。うーん、あこがれのタワマンにもいろいろ面倒くさいことがあるんですなあ。3位は時々話題になる「買ってはいけない」系話題。ユニクロの買ってはいけない商品とは…。

1位 ネット通販、カードで支払うのは危険!?

悪意のあるサイトのなかには、代金だけを受け取って商品を発送しない詐欺サイトだけでなく、クレジットカード情報を入力させて情報を盗むことを目的として作られているフィッシング詐欺サイトもあります。盗まれたクレジットカード情報は不正利用される可能性が高いため、悪意のあるサイトに騙されないための対策を取っておく必要があります。

2位 タワマン住民が過酷な生活に悲鳴…「買わなきゃよかった」と後悔するワケ

「都会的な暮らしにあこがれてタワマンを買ったのに、住んでみると極度のムラ社会でした。毎月のように催される自治会のイベントや、ラウンジ・ジムなどの共有施設で住人同士が交流する機会も多い。『〇〇号室の旦那さんは転職したらしい』とか『△△ちゃんにはもう生理が来た』とか、噂話もすぐに広がる。マンション内では常に誰かに見られている気がして、夜、ちょっとコンビニに行こうと思っても化粧や服装に気を使わないといけないんです」

3位 ユニクロ、この夏「買ってはいけない商品」

逆にユニクロで避けたい商品は、キャラクターもののプリントTシャツ。2003年に発足したユニクロのTシャツブランド「UT」では、ミッキーマウスやスヌーピーといった有名キャラクターのほか、映画やマンガ、アート作品とのコラボレーション商品を、積極的に発売している。
その多様性は「さすがユニクロ」と評価するべきなのかもしれないが、これらのTシャツは、どんな人にも馴染み深いキャラクターだからこそ、悪目立ちするリスクが大。子どもっぽい印象を与えてしまいかねないのである。少しでもオシャレを意識するのなら、無地のTシャツを選んでおくのが賢明だ。