驚きの出来事が連発! 世界びっくりニュース2018

2018年8月27日更新

70億人もの人々が生活する地球だけに、思わず耳を疑うような仰天ニュースや、奇妙な事件・事故、笑える出来事に至るまで、世界各国では連日さまざまな事象が起きています。その中から最近報じられた“びっくりニュース”をお届けします。

世界のびっくり犯罪・事件

「コンサートに行くため」飛行機を盗もうとした少年

アーカンソー州で、とんでもない窃盗を働いた少年が逮捕された。7月4日の午前2時半頃、同州ミラー郡にあるテクサーカナ・リージョナル空港のフェンスを乗り越えた少年を空港警備員が目撃し、警察に通報した。
警察官が到着すると、ゼマーキス・デヴォン・スコット(18歳)はアメリカン・イーグル航空の小型商用双発ジェット機に乗り込んでおり、ドアを閉めていた。
なんとも大胆な窃盗を働いたスコットは、盗んだ飛行機で「別の州で行われるラップのコンサートに行くつもりだった」ようで、パイロットの知識など無く「ボタンを押してレバーを引くという操作以外必要ないと思っていた」と供述したという。

闇サイトで9歳息子を売ったカップル

ドイツのフライブルクで昨年、9歳男児の母親(48歳)と継父となる男(39歳)が逮捕された。ドイツの法律により名は公表されていないが、母親と男は2年以上もの間男児に繰り返し性的暴行を働き、その行為を動画に収めていた。それだけでなく、2人は男児を闇サイトでシュタウフェンに住むスペイン人の男(33歳)に10,000ユーロ(約129万円)で売り、スペイン人の男も複数にわたって男児に性的虐待を加えていた。

花火で山火事を起こした15歳少年に40億円の支払い命令

ワシントン州バンクーバーに住む当時15歳だった少年(未成年のため名は公表されず)は、2017年9月2日に美しい自然が広がるオレゴン州コロンビア・リバー・ゴージのイーグル・クリークの森に2つの花火を投げ捨てた。火はたちまち山全体に広がり、48,000エーカー(約194平方キロメートル)を焼失した。152人が山道で身動きが取れなくなり、道路や鉄道、シーズン真っ最中の観光客で賑わう美しい景勝地の損害額は約1,350万ドル(約15億円)にも上り、消火活動には2,000万ドル(約22億円)の費用を要した。
少年には3,661万8,330.24ドル(約40億円)の損害賠償支払い命令が言い渡された。

獣医が仔犬の体内にヘロインを忍ばせ密輸

エローサは2004年9月から2005年1月の間、コロンビア共和国を拠点とする麻薬組織に加担し、様々な手法を用いてアメリカ国内にヘロインを密輸していた。
その中で最も残忍な方法だったのが、生きた仔犬の腹部に液体ヘロインが入ったビニールパックを外科的手法で埋め込んで密輸するというものだった。そして仔犬は米国に到着した後、ヘロインを取り出すために腹部を切開される。エローサは獣医としての腕を間違った方向に使ってしまったのだ。

我が子に下剤入りアイスを食べさせたYouTuber

ブレイディさんは、パートナーのロイヤリティ・ジョンソンさん(28歳)との間にもうけた4人の子供たちに頻繁にイタズラを仕掛けてYouTubeへ投稿してきたが、問題の動画はイタズラにしては度を過ぎたものだった。ブレイディさんは2人の子供たちに内緒でアイスクリームに下剤「Pedia-Lax」を混ぜ、それを食べさせた後に子供たちが腹痛を訴える姿を動画に収めたのである。
何も知らずに食べた子供たちは、90分後に泣きながらトイレに駆け込んだ。苦痛に顔を歪めながらトイレのドアを閉めようとする子供たちを遮って、ブレイディさんはそのまま動画を撮影し続けた。涙を流しながら腹痛を訴える息子に、ブレイディさんは笑いながら「あれまぁ、お腹が壊れちゃったのかな」という声も収められている。

ニュージーランドから渡米したストーカー男

オンラインのビデオゲームを通して14歳少女と交流を持った25歳男が、少女からコミュニケーションを絶たれたことに逆上したのかニュージーランドから渡米し、少女の家に突撃を試みた。
当時、家には少女の母親と娘2人がおり、母親はスキナーに銃を所持していることを伝え、数回警告した。しかしスキナーが侵入を止めなかったことから母親は2発銃弾を放ち、そのうちの1発がスキナーの首に命中した。その後スキナーは病院へ搬送されたという。

妻が娘と共謀して殺し屋を雇い夫を殺害

日頃の不満が積もりに積もって一家の主を手にかけたのは、妻と4人の娘たちだった。このほどインドで警察官だった男性が遺体となって発見され警察が捜査を進めていたが、家族が殺し屋を雇って殺害したことが明らかになった。
妻と娘4人は、普段からアリさんに「ジーンズをはいてはいけない」などと言いつけられてうんざりしていた。アリさんを殺害すれば5人は自由を得る以外にも、妻のザヒダは通常警察官が死去した際に支払われる扶養家族手当と、夫の給料の2分の1を年金として受け取ることができるはずだった。

誘拐身代金1300万円をビットコインで要求

誘拐犯は現場にメモを残しており、そこには5月27日の深夜までに仮想通貨で15ビットコインを支払うようにと書かれていた。1ビットコインは10万ランド(約87万円)に相当するため、15ビットコインは150万ランド(約1300万円)である。さらに「警察に通報するな。我々は会話や動きもすべて監視している」と続け、「期限までに払えない場合は、少年の首を絞めて頭部を切断する。その動画をお前たちに送りつける」と恐ろしい脅迫をしてきた。
マリテ君の両親は決して裕福とは言えずビットコインが何であるかも知らなかったようだが、警察はすぐに捜査を開始。マリテ君は誘拐から4日後の24日、無事に保護された。

世界のびっくり事故

プラスチックのゴミ袋を噛む空腹のホッキョクグマ

プラスチック廃棄による海洋汚染が深刻な問題となっている昨今、再び悲しい光景がメディアで報じられた。それは北極圏にあるノルウェー領の群島で、餌を見つけることができない空腹のホッキョクグマがプラスチックのゴミ袋を噛む姿だった。
乾いた岩の上をホッキョクグマが歩き続けること4時間。しかし餌は見つからず、空腹のホッキョクグマは海から流れてきたプラスチックの黒いゴミ袋を見つけると噛み始めた。どうやら捨てられた袋についた食べ物の臭いに引き寄せられたようだ。

間違えて覚醒剤を食べた男児が死亡

インディアナ州ジャクソン郡シーモアで悲しい事件が起こった。前夜から父親であるカーティス・ギルバート・コールマン(41歳)宅に泊っていた息子のカーティス・コールマン3世君(8歳)は6月21日の朝、お腹が空いたことから皿の上にあった覚醒剤をシリアルと間違えて食べてしまった。
その後、コールマンは自分の両親のもとへ車で息子を連れて行くと、真っ青になった孫の姿を見て祖父ドニーさんがCPR(心肺蘇生法)を試み、救急車を呼んだ。しかし時既に遅く、カーティス君は死亡した。その体内からは、大人が命を落とすに十分な致死量の180倍もの覚醒剤が検出された。

マクドナルドのドライブスルーで洗浄液入りカップを手渡される

カナダのアルバータ州に住むサラ・ダグラスさんは7月29日の朝、息子を野球のトーナメントに送っていくために車で向かう途中、レスブリッジのアウトレットにあるマクドナルドのドライブスルーに寄り、ラテを注文した。
ラテを一口含んだサラさんはすぐに味の異変に気付いた。そしてカップの蓋を開けると化学薬品の刺激臭が鼻を突き、慌てて車を止めてラテを吐き出して水で口の中を濯いだ。カップの中にはラテではなく、水が茶色に濁ったような液体が入っていたという。
スタッフはサラさんが注文した時に、ラテマシーンを洗浄している最中にラテを注いでしまったことを明かした。

トラック横転事故で妊婦のお腹から飛び出した赤ちゃんは奇跡的に無傷

事故を知り駆けつけた救急隊らは、負傷したトラック運転手のジョナサン・フェレーラに次いで、木材の下敷きになり死亡している女性を目撃、さらに数メートル離れた芝生の上で泣き声をあげている女児を発見した。
女児のへその緒は切断されており、奇跡的にも無傷だったようだ。
病院スタッフによると、出生時に2,948グラムだったジョバンナちゃんはとても穏やかであまり泣くこともなく、スタッフが相手をすると笑顔を見せているという。

豊胸手術で昏睡状態に陥り死亡

夫を驚かせようと内緒で豊胸手術を受けたロシアに住む2児の母が術後昏睡状態に陥り、このほど死亡した。モスクワでは近年整形手術後に死亡する患者が増えているという。
麻酔を受けた直後、ガリーナさんの心臓が停止した。医師の報告によると心停止の時間は3分以上であり、その後蘇生に成功するも脳へ酸素が行き渡らなかった時間が長かったことから、ガリーナさんは搬送された病院でそのまま昏睡状態に陥った。後にわかったことだが、ガリーナさんは麻酔直後に医師らからきちんと状態を監視されていなかったようだ。目を覚ましてほしい、奇跡が起こって欲しいと祈る家族や友人たちの願いもむなしく、ガリーナさんは1年1か月後に息を引き取った。

その他のびっくりニュース

9歳と11歳の子供が安楽死

このほどベルギーで、安楽死した子供の年齢が9歳と11歳であったことが発表された。これまでの記録上、安楽死された最も若い患者になったようだ。
2016年1月1日から2017年12月31日までの間に、ベルギーでの安楽死を望んだ人は4,337人であり、ほとんどががん患者だったという。しかしその中に3人の子供が含まれていたことを、7月11日に発行された「CFCEE(ベルギーの安楽死を規制する委員会)」の新たな報告書により明らかとなった。
安楽死した子供の年齢は、17歳、11歳、そして9歳だ。

現夫と元夫、元夫の恋人と共同で子育て

テネシー州クリスティアナに暮らすケイティー・ブラックマーさん(32歳)は、スティーブン・シェパードさん(32歳)との間に5歳、10歳、11歳の子がいるが、2016年1月に離婚した。
現在のケイティーさんには新しい夫ベンさん(41歳)がいるが、なんと前夫のスティーブンさんと同居している。さらにスティーブンさんの今のパートナーであるブランディー・ヘンダーソンさん(31歳)やその子供たちも一緒に暮らしているというのだ。
ケイティーさんとベンさんの家には大人4人に加え、ケイティーさんとスティーブンさんの子供3人とベンさんの前のパートナーとの間に生まれた19歳の息子、ブランディーさんの7歳と9歳になる子供2人も一緒に住んでいるという。想像しただけで混乱するような家族体系であるが、「意外とうまく回っている」とケイティーさんは明かす。

両手のない男性がプロの理髪師に

このほどアルゼンチンで両手を持たずに生まれた男性が、努力を重ねて理髪師となり自分の店をオープンさせた。
障害を受け入れ様々な困難を乗り越えてきたガブリエルさんは、自立するためにグラスに水を注ぐことや自転車の乗り方、車の運転なども学び、勉学にも励んだ。常に努力を重ねてきたガブリエルさんを家族がサポートし続けてくれたおかげで、ガブリエルさんは1年半前から理髪師として働いている。そして1か月前にガブリエルさんの恋人ヤニナさんのおばが無料で店舗を貸してくれたため、自身の店をオープンすることができた。

変形した鼻の血をヒルに吸わせて治療

動画はコチラ(ヒルが苦手な人は注意)

シャリ・マンソンさん(Shari Manchon、40)は、動画で美についての情報を発信しているヴロガー(Vlogger)でもある。そんな彼女が若い頃からコンプレックスだった鼻に美容整形を施したのが2017年4月のことだった。
19,000ドル(約210万円)をかけた手術だったが、当時のシャリさんは満足していた。ところがその後、担当した美容外科医から鼻の先端の整形を強く勧められた。そして同年11月に、2度目の鼻の手術を受けた。
しかしこの手術によって、シャリさんの鼻は美とはほど遠い状態に変形してしまった。鼻の軟骨が崩れてオウムのくちばしのような形になり、鼻の頭は血の巡りが悪いため黒ずんでしまったのだ。
ヒルは種類によって人間の悪い血を吸い取ってくれるものもあり、シャリさんは数匹のヒルを自分の鼻にのせ、溜まっていた血をヒルに吸わせたのだった。それによって彼女の鼻は黒ずみと膨張していた箇所が改善され、美しい鼻に蘇りつつあった。

「お金」ではなく「仕事」を求めたホームレス

先月27日のこと、米カリフォルニア州マウンテンビューでホームレス男性がプラカードを持って人々に訴えていた。この男性はデイビッド・カサレスさん(David Casarez、26)といい、前夜は公園のベンチで眠っており住む家も無い状態だった。
デイビッドさんはこの日の朝に目覚めてから清潔なシャツを着用し、ネクタイまで締めたという。そして車の往来が多い国道の中央分離帯に立った。手にはプラカードを持っていたが、そこにはお金や食べ物を求むメッセージではなく「HOMELESS HUNGRY 4 SUCCESS TAKE A RESUME」と書かれていた。
この「私はホームレスです。心の底から成功したいと願っている。私の履歴書を受け取ってください」と仕事を求める内容に加えて、デイビッドさんの手には履歴書が握られている。その姿を目撃したジャスミン・スコフィールドさん(Jasmine Scofield)が車の中から彼を撮影し、本人の了承を得てその日の夕方5時頃にTwitterへ投稿した。

スコフィールドさんの投稿は瞬く間に拡散し、GoogleやNetflix、スターバックスといった大手の会社も含め、200件以上の仕事の申し出があったそうです。

168席の機内で乗客わずか1人

サード・ジラニさん(28歳)は7月21日、英バーミンガムに向かうイギリスの格安航空会社「ジェットツー・コム(Jet2.com)」への搭乗手続きをした。すると搭乗ゲートで、同航空会社スタッフに「この便の乗客はあなた1人だけですよ」と言われて驚いた。
午前2時発のボーイング738には、サードさん以外の客は誰もおらず、機内入り口では4人のCA(客室乗務員)が「プライベートジェットへようこそ!」と出迎えてくれた。思わぬ出来事にワクワクしながらサードさんは乗り込み、ガランとした機内で思う存分VIP気分を楽しんだ。

高齢男性が老人ホームを抜け出してヘヴィメタル音楽祭へ

地元メディアによると8月3日、男性2人(名前や年齢は非公表)が施設からいなくなったことに職員が気付いた。施設から行方不明届を受け取った警察は、午前3時頃に施設から40kmも離れた場所で開催されていた音楽祭に2人がいるのを発見した。2人は混乱し、ボーッとした様子だったという。警察官は彼らをフェス内に設置された医療テントへ連れて行った。男性2人は音楽祭を去りたくない様子を見せていたようだが、その後警察官に説得され、午前6時半頃にタクシーで無事に施設へと戻った。

転落寸前の4歳児を救った「パリのスパイダーマン」

マリ共和国出身のマモウドウ・ガッサムさん(Mamoudou Gassam)はその建物の前を通りかかった時、人だかりを目にしてバルコニーのフェンス外側に子供がぶら下がっている姿を見た。群衆のひとりが撮影した動画を見ると、必死に5階バルコニーフェンスにしがみついている男児を救うべく、マモウドウさんは1階からフェンスに手足をかけて上に上にと登っていく姿が捉えられている。
マモウドウさんはわずか30秒ほどで5階に辿り着くと、フェンスに跨り男児を引っ張り上げた。子供が無事に救助されたことを見届けた群衆らは歓喜の声をあげた。

その後、マモウドウさんが数カ月前にパリにやってきたばかりの移民で不法滞在中だとわかると、滞在許可を与えるよう署名運動が起こり、マクロン大統領が直接会って市民権と消防士の仕事を約束するなど大々的に報じられました。