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マイナス金利、導入されれば業績に悪影響も=バンカメ

ロイター / 2020年2月20日 9時59分

2月19日、米金融大手バンク・オブ・アメリカは、ビジネスリスクとして、米国でマイナス金利が導入される可能性を挙げた。写真はバンカメのロゴ。ニューヨークで2019年1月撮影(2020年 ロイター/Carlo Allegri)

[19日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ は19日、ビジネスリスクとして、米国でマイナス金利が導入される可能性を挙げた。

トランプ米大統領は、米連邦準備理事会(FRB)が利上げするたびにFRBを批判。しばしばマイナス金利に言及し、圧力をかけてきた。

FRBは昨年3回利下げを行った。金利は2008年の金融危機以来の低水準にあり、銀行が融資によって得られる利幅は限られてきた。バンカメが1月に発表した第4・四半期決算は、金利低下の影響で減収減益となった。今年の純金利収入についても、上半期にかけて減少するとの見通しを示した。

バンク・オブ・アメリカは発表文書で「米国でマイナス金利が導入されれば収入が下がり、純金利収入への圧力が維持されるか、あるいは強まり、業績に悪影響を及ぼす可能性がある」と指摘した。

現在はスイス、デンマーク、日本などがマイナス金利を導入している。

パウエルFRB議長は議会証言などで、マイナス金利は持続的な成長や強固な労働市場、安定的なインフレを備える米経済にとって、適切ではないとの見解を示している。

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