シャオミ初のEVセダンがドーンッ!とバルセロナで展示 チタンスマホ、巨大タブレットも
ASCII.jp / 2024年2月28日 20時45分
スペイン・バルセロナで開催中の「MWC Barcelona 2024」のシャオミブースには、同社初の電気自動車や、海外展開中の最新スマートフォンなどが展示されていた。
シャオミ初のEV「Xiaomi SU7」がMWCの会場に登場 モーター、バッテリー、ソフトウェアまで自社で開発
シャオミは2021年3月に自動車への参入を表明。昨年12月についに「フルサイズの高性能エコテクノロジーセダン」とうたう同社初のモデル「SU7」を発表した。電動モーター、バッテリー、フレーム、運転支援システムなどすべてを自社で開発したという。Hyper OS搭載のシャオミのスマートフォンなどとの連携がシームレスであることもアピール点だ。
フロントにはおなじみの「mi」ロゴが掲げられており、これがまぎれもなくシャオミの製品であることをアピールしている。
今回は実車への試乗はできなかったものの、ブースでの注目度は非常に高かった。詳細なスペック、価格や発売時期はいまだ未定のままだ。
「Xiaomi 14 Ultra」の中国限定“セラミック”モデル
Xiaomi 14 Ultraのグローバル展開モデルは、ブラックとホワイトの2色で背面はヴィーガンレザー仕上げで登場した(「シャオミからライカコラボの「Xiaomi 14 Ultra」発表! バルセロナで早速実機を触った」)。それに対して、中国では別のバリエーションもあり、そのうちの1つがセラミック素材を使ったタイプだ。背面パネルの変更により重量は229.5gと、ヴィーガンレザーモデルの224.4gよりわずかに重くなっている。
OSは中国モデルもHyper OSを搭載している。グローバルモデルとの違いは衛星通信への対応。中国モデルは中国国内で衛星を使った通信機能を搭載している。
チタンボディーが美しい「Xiaomi 14 Pro」は グローバルでは用意されないモデル
グローバルではXiaomi 14 UltraとXiaomi 14が発表されたが、中国ではその間のモデルとしてXiaomi 14 Proもリリースされている。シャオミブースにはそのXiaomi 14 Proのチタンモデルが展示されていた。
チップセットはシリーズ共通のSnapdragon 8 Gen 3、ディスプレーは6.73型(1440×3200)でXiaomi 14 Ultraと同サイズ。カメラはXiaomi 14と同じく、5000万画素センサーを3つ搭載している。なお背面デザインもXiaomi 14同等の四角いカメラバンプとなっている。
サイズは75.3×161.4×8.49mm、重量は非チタンモデルが223gなのに対し、このチタンモデルは230gとなっている。
薄型ボディーの折りたたみモデル「Xiaomi MIX Fold 3」
シャオミは折りたたみスマートフォンも中国で販売している。Xiaomi MIX Fold 3は開くと8.03型の大型ディスプレーが現れる。4800mAhバッテリーを内蔵し67Wの有線、50Wの無線充電にも対応。チップセットはSnapdragon 8 Gen 2だ。
本体を閉じると6.56型ディスプレーとなる。横幅は73.5mmで持ちやすいく重量は255g、サムスンのGalaxy Z Fold5の253gとほぼ同等だ。
本体の厚みは10.9mmとかなり薄い。HONORがその後9.9mm厚の端末を出してはいるが、Xiaomi MIX Fold 3もそれと変わらぬ薄さなので、閉じると普通のスマートフォン感覚で使うことができるだろう。
カメラは広角5000万画素、超広角1200万画素、3.2倍望遠1000万画素、5倍望遠1000万画素。もちろんライカとの協業によるカメラだ。フロントカメラはアウト/インどちらにも2000万画素を搭載する。シャオミの折りたたみモデルはこれまで3機種出ているがすべて中国内での販売のみ。今年の新機種はぜひグローバルにも投入してほしいものだ。
高デザインに2億画素カメラのコスパモデル 「Redmi Note 13 Pro+」
Redmiシリーズはよりコスパを高めたモデルで、日本でも「Redmi 12 5G」が昨年発売されている。中国で販売中の「Redmi Note 13 Pro+」はカメラ性能を高めたモデルで、2億画素カメラを搭載する。カラバリの1つにはパステル系のタイルを貼り合わせたようなデザインを重視したモデルもあり、価格だけではなく見た目でも差別化を図っている印象だ。
チップセットはMediaTekのDimensity 7200、6.67型(1220×2712)ディスプレーに120W急速充電対応の5000mAhバッテリーを搭載。これで中国の販売価格は、日本円で約4万円とRedmiならではの割安な価格設定がされている。
もう1つのサブブランドの高性能モデル「POCO X6 Pro」
RedmiとともにシャオミのサブブランドであるPOCOの最新モデル「POCO X6 Pro」も展示されていた。映える色合いのヴィーガンレザーのイエローボディーで、チップセットはDimensity 8300 Ultraを搭載する。
ディスプレイは6.67型、カメラは6400万画素、バッテリーは5000mAhで67Wの急速充電対応。POCOは中国以外の国で販売されており、インドでは3万1000ルピー(約5万6000円)で販売されている。
14型の巨大タブレット「Xiaomi Pad 6 Max」がうらやましい
Xiaomiのタブレット現行モデルはXiaomi Pad 6シリーズ。中国では14型の大型ディスプレーを搭載した「Xiaomi Pad 6 Ultra」が販売中だ。ディスプレー解像度は16:10の2880×1800ドットで、120Hz駆動に対応。フロントカメラは2000万画素だ。Snapdragon 8+ Gen 1を搭載しており、ゲーミング用途にも対応する。
本体サイズは318.6×206.1×6.5mm、リアカメラは5000万画素とタブレットとしては高画質だ。4中低音+4高音という8つのスピーカーも搭載しており、迫力あるサウンドを体験できる。750gで67W充電対応の10000mAhバッテリーを内蔵。他のデバイスを充電できるリバース充電も33Wと高速だ。
キーボートカバーを取り付ければノートPCのようにも使える。Bluetooth接続のスタイラスは8192階調の筆圧にも対応する。Hyper OSを搭載しており、他のシャオミスマートフォンを簡単に接続してスマートフォンの画面表示をXiaomi Pad 6 Ultra内に表示することも可能だ。
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