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DellのハイエンドモバイルPC「XPS16」実機レビュー = 未来デザインの16型はGPUも爆速だ!

ASCII.jp / 2024年4月2日 10時0分

 試用機のスペックは、Core Ultra 7 155HにRTX 4050、RAM16GB、SSD512GBという構成。この比較的手頃な価格で手に入るマシンがどのぐらいのパフォーマンスを発揮するのか定番ベンチマークでチェックしていこう。比較対象機種は、「Core i7-13700H」(14コア[6P+8E]、20スレッド、最大5.00GHz、45W)と「NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU」を搭載する「AERO 14 OLED」だ。

 まずCPU性能だが、「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)が17000pts、CPU(Single Core)が1783ptsとなった。AERO 14 OLEDはCPU(Multi Core)が15280pts、CPU(Single Core)が1893ptsだったので、XPS16はCPU(Multi Core)が111%相当、CPU(Single Core)が94%相当のスコアを記録したことになる。

Dellのフラッグシップ・モバイルPC「XPS16」実機レビュー
「HWiNFO64 Pro」で取得したシステムの概要。今回の試用機はCore Ultra 7 155HにRTX 4050、RAM16GB、SSD512GBを搭載している
Dellのフラッグシップ・モバイルPC「XPS16」実機レビュー
ベンチマークは設定ユーリティティー「MyDell」の「温度管理」を「超高パフォーマンス」に設定して実施している
Dellのフラッグシップ・モバイルPC「XPS16」実機レビュー
「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は17000pts、CPU(Single Core)は1783pts、「CINEBENCH 2024」のGPU(System Requirements)は7220pts、CPU(Multi Core)は980pts、CPU(Single Core)は104pts

 3Dグラフィックス性能については、「3DMark」のTime Spyが7154、Fire Strikeが16992、Wild Lifeが40826、Port Royalが3932となった。

 AERO 14 OLEDはTime Spyが6165、Fire Strikeが12180、Wild Lifeが29852、Port Royalが3258だったので、XPS16はTime Spyが116%相当、Fire Strikeが140%相当、Wild Lifeが137%相当、Port Royalが121%のスコアを記録したことになる。

 3DMarkの推定ゲームパフォーマンスでは、「Fortnite」が1080p Ultra設定において220~225fps以上で動作すると表示されている。ただし3万3000円でRTX 4060にアップグレード可能。よりリッチな画質でゲームをプレイしたいのならアップグレードを検討しよう。

Dellのフラッグシップ・モバイルPC「XPS16」実機レビュー
「3DMark」のTime Spyは7154、Fire Strikeは16992、Wild Lifeは40826、Port Royalは3932
Dellのフラッグシップ・モバイルPC「XPS16」実機レビュー
「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(標準品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)のスコアは9384(とても快適)

 ストレージはPCIe Gen4 x4接続SSD「BG6 KIOXIA 512GB」が搭載されており、「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は4991MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は4370MB/sを記録した。

 前述のとおりXPS16は「XPS16 9640 オーナーズマニュアル」にてSSDの交換方法が解説されている。将来的にはより高速で、大容量なSSDと交換してもよいだろう。ただし交換は自己責任となる点には注意してほしい。

Dellのフラッグシップ・モバイルPC「XPS16」実機レビュー
ストレージはPCIe Gen4 x4接続SSD「BG6 KIOXIA 512GB」を搭載、「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は4991MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は4370MB/s

 バッテリー駆動時間については、「MyDell」の「温度管理」を「最適化」、ディスプレー輝度を40%に設定して「PCMark 10 Gaming Battery Life」を実行したところ22時間2分動作した。ディスクリートGPUを搭載するノートPCはバッテリー駆動時間が短い製品が多かったが、今回のXPS16であればまったく問題なくモバイルノートPCとして活躍してくれる。

ゲーム、クリエイティブ両対応の 大画面モバイルノートPC

 今回試用したXPS16は、比較的エントリー向けのシステム構成であったが、それでも3Dゲーム、クリエイティブワークに活用できるパフォーマンスを確認できた。

 また16型FHD+液晶は鮮やかな画質で、リフレッシュレートはゲーム仕様の120Hz。そしてバッテリーベンチで22時間2分のスタミナ性能を備えつつ、18.70mm、2.13kgとディスクリートGPU搭載機としては薄型、軽量ボディーを実現している。

 さらに未来的なキーボード&タッチパッドは所有感をくすぐるデザインだ。大画面のハイパフォーマンスマシンを携帯したい方に、今回のXPS16はピッタリのマシンだ。

 

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