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子どもが巣立ち、夫婦2人になります。これまで使用していた「食洗機」は使わない方が節約になりますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月26日 10時0分

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食器洗いの際に、食洗機を使用している方もいらっしゃるでしょう。特に家族の人数が多い場合、食器も多くなるので食洗機を使うと便利です。   しかし同居する家族の人数が減って、洗う食器も減った場合「手洗いした方が食洗機を使うよりも節約になるかも?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。   今回は子どもが巣立って夫婦2人になった場合、食洗機を使うのと手洗いするのでは、どちらのほうが節約になるのか調査しました。

2人分の食器を洗う場合、食洗機を使うのと手洗いではどちらがお得?

2人分の食器を洗う場合、食洗機を使用して洗うのと手洗いするのとではどちらがお得になるのでしょうか。
 
パナソニック株式会社が公表しているデータを基に算出しました。
 
子どもが巣立って2人暮らしになるということですので、3人分の食器を洗える食洗機で2人分の食器を洗う場合を想定しています。
 
食洗機を使用する場合も手洗いする場合も、1日2回洗うとすると、毎日の食器洗いにかかるコストと水道代は表1の通りです。
 
表1

食洗機を使用する場合 手洗いする場合
コスト 約32.3円 約44.7円
水道代 約2.4円 約10.7円
コスト+水道代 約34.6円 約55.3円

※筆者作成
 
厚生労働省によると、全国平均の水1リットル当たり約0.2円なので、水道代はその数値を基に算出しました。
 
コストと水道代を合計した金額では、食洗機を使用する場合の方が1日当たり約20.7円安くなるということが分かります。
 
食洗機を使用したほうが、年間で約20.7円×365日=約7556円の節約になる可能性があります。1日だと少ない金額に見えるかもしれませんが、年間で見ると大きな金額になります。
 
なお、この金額は食洗機の種類や居住地によって異なる可能性があるため、あくまで例として参考にしてください。
 

食洗機の使い方を工夫してさらに節約するには

手洗いするよりも食洗機を使用したほうが、お得な可能性が高いということが分かりました。しかし、食洗機の使い方を工夫すれば、さらに節約ができる可能性があります。
 
大阪ガス株式会社が紹介している、食洗機のエコな使い方をいくつか抜粋してご紹介します。

●食器を並べるときは、水の噴射口に汚れている方を向けると汚れが落ちやすい
●ひどい汚れがある食器は、あらかじめ汚れをヘラなどで落としておく
●ごはん粒など、こびりついた汚れがある食器は、数分水に浸してから食洗機に入れる
●給水ではなく給湯接続にして、給湯器の設定温度を高めにしておけば、食洗機のヒーターを使う電気代を節約できる
●洗い終わった後、カゴをゆすって水を落としておくと、乾燥時間が短縮できる

ただし、推奨される給湯温度は食洗機の機種によって異なるため、取扱説明書などで確認が必要です。
 
上記を参考に、食洗機の使い方を工夫して節約してみましょう。
 

食器洗いは、少量でも食洗機を使用した方が節約になる可能性が高い

食器の量が2人分と少量であったとしても、手洗いよりも食洗機を使う方が年間約7556円節約になる可能性があると分かりました。
 
食洗機を使う際は、食器の置き方を工夫したり、事前にある程度汚れを落としておいたりすることで、さらに節約できる可能性があります。この記事を参考に、食器洗いの節約方法を検討してみてください。
 

出典

パナソニック株式会社 節約シミュレーション
厚生労働省 いま知りたい水道
大阪ガス株式会社 マイ大阪ガス 今日からできる、食洗機のエコな使い方!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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