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[MOM4691]阪南大高MF伊藤成康(2年)_高速ドリブル、守備でも貢献の2年生SHが、2発

ゲキサカ / 2024年5月8日 18時41分

阪南大高MF伊藤成康(2年=大阪市ジュネッスFC出身)が無敗対決で2得点。ドリブル、守備でも奮闘した

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.5 プリンスリーグ 関西1部第5節 阪南大高 5-1 京都U-18 阪南大学高見ノ里G]

 この日は対策してきた守備の徹底に加え、「1点も取れてないんで、『今日は結果を残せるように』、っていうのを意識してやってました」という。阪南大高(大阪)は2試合ぶりに先発復帰したMF伊藤成康(2年=大阪市ジュネッスFC出身)が、2得点の活躍。昨季のリーグ王者、京都U-18相手の快勝劇に大きく貢献した。

 抜群のスピードを活かしたドリブルが特長。左サイドからのドリブルで相手を押し返し、シュート、ラストパスに持ち込んだ。その伊藤は後半3分、CB弥榮琉(3年)のヘディングシュートの跳ね返りを右足で蹴り込み、今季初ゴールをマーク。さらに8分、再びゴール前のこぼれ球に反応し、右足で2点目を叩き出した。

「(2得点とも)ごっつぁんゴールだったんですけど、ちゃんと転がってくるところにおれて良かったです」。2年生MFはチームの約束事をしっかり表現。ゴール前に詰めていたことが2つのゴールに繋がった。
鋭いドリブルで相手を押し返した
 この日、阪南大高は京都U-18にボールを保持される時間が増加。その中で、「守備も頑張ってるんで、そういうところを見て欲しいです」という伊藤と右SH柏大輝(3年)の両ワイドの献身的な守備も光っていた。相手の中央の選手の動きもケアしながら、自陣の深い位置でも守備。彼らの豊富な運動量も勝因の一つだった。

 また、伊藤はこの日、京都U-18の注目右SB三宮稜大(3年)とマッチアップ。突破力を発揮した一方、「やっぱり強かったです。(特に)2人で相手が来た時に何もできなくて、後半、そこで2回奪われてしまうっていうのもあったんで、そういうところを打開できるようになれば、もっといい選手になれると思う」。3点目のチャンスで決め切るところも含め、よりレベルアップすることを目指す。

 日本代表MF三笘薫やブラジル代表FWネイマールを参考にプレー。「これからも(勝利に繋がるような)ゴールを決めれるようにしていきたい。今年はスタメンでどんどん試合に絡んでいって、今、(開幕から3勝1分と)良い感じできてて、プレミア(リーグ昇格)とか狙えると思うので狙っていけるようにしたい」。継続して結果を残し、チームにとって欠かせない存在になる。
後半に2得点をマーク
(取材・文 吉田太郎)

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