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日曜劇場「アンチヒーロー」ロケ地の新橋が話題! 酔いどれサラリーマンの街が“新たな聖地”に?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月2日 9時26分

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長谷川博己(C)日刊ゲンダイ

 長谷川博己(47)が主演を務める日曜劇場「アンチヒーロー」(TBS系)の第3話が4月28日に放送され、平均世帯視聴率が10.4%だったことがわかった(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ=以下同)。

 第1話(4月14日)は11.5%、第2話(4月21日)は12.8%で、昨年7月期に同枠で放送されて大ヒットとなった「VIVANT」の第2話が11.9%だったため、“「VIVANT」超え”と話題になったが、今回は前回から2.4ポイント落とした。しかし、2桁台に乗るドラマが減っている中、2桁は維持した格好だ。

 主人公は“殺人犯である証拠が揃っていても無罪にしてしまう”明墨正樹弁護士(長谷川博己)。日本の刑事裁判での有罪率は99.9%といわれる中「“アンチ”な弁護士は正義か悪か!? 新たなヒーローがあなたの常識を覆す 逆転パラドックスエンターテインメント」と銘打たれている通り、予測のつかないダークヒーローの言動に、ネット上は早くも「考察合戦」が花盛りだ。

 同時に、ドラマの舞台として、サラリーマンの街として有名な「新橋」で多くのロケが行われていることも話題となっている。

「明墨弁護士の事務所は実在する『新橋駅前ビル1号館』にあるという設定で、明墨がビルの入り口に実際にある『開運狸』のお腹をなでて、裁判が有利に進むことを願うシーンも出てきます。また、事件関係者と話をするシーンでは、ガード下にある新橋の有名店『やきとん まこちゃん』が使われています。さらに部下の赤峰弁護士(北村匠海)と話すシーンでは、『新橋駅前ビル1号館』の屋上が使われています」(メディア関係者)

酔っ払いサラリーマンだけじゃない?

 ネット上には、ロケ地をまとめたサイトも登場しており、確かに新橋や虎ノ門付近でのロケが多いことが見て取れる。

 TVコラムニストの桧山珠美氏はこう話す。

「新橋といえば、テレビの街頭インタビューでも、SL広場で赤ら顔のサラリーマンが危ういろれつで答えているのが定番ですが、お父サンたちにとって、こうした形で新橋が日の目を見るのは、親しみも感じられて面白いのではないでしょうか。私もタヌキのお腹をなでてみたくなりました(笑)」

 さらにドラマが盛り上がれば、「聖地巡礼」として、若い視聴者が新橋を訪れるかもしれない。

■小田急線は乗降人数が32.2%増加

「聖地巡礼」といえば、大ヒットとなった2022年の秋ドラマ「silent」(フジテレビ系)で、主人公の紬(川口春奈)が、想(目黒蓮)と再会した世田谷代田駅などが話題になったこともあった。さらに「silent」は、多くのシーンが小田急線の東北沢駅~世田谷代田駅間の「下北線路街」で撮影されていたことから、その地区にある駅やカフェなどが話題となり、ドラマに胸キュンした女性たちが大挙して訪れた。

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