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【海外発!Breaking News】夜空が緑色に染まる! 花火大会中、航空機に群衆がレーザー光照射で非難殺到(メキシコ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年3月26日 5時0分

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メキシコで「花火の都」として知られているメキシコ州トゥルテペックで今月16~17日、毎年恒例の花火大会が開催された。ところがその週末、夜空を彩ったのは花火だけでなく、上空を飛行する民間航空機を照射するレーザー光線で、当時の動画がSNSでシェアされると非難が殺到した。英ニュースメディア『The Sun』などが報じた。

メキシコ州トゥルテペックで今月中旬、花火大会が開催された。同地はメキシコの花火産業の中心地であり、毎年約1万人がこの大会を訪れ、美しい花火の打ち上げを見守るという。

ところが今年は大会中、大勢の群衆が上空を飛ぶ民間航空機に向けてレーザー光を照射。夜空がいくつもの光線で緑色に染まる様子が撮影された。

当時の動画では、花火大会の会場から無数のレーザー光線が航空機を一斉に照らし、機体が不気味な緑色に輝いているのが見て取れる。

そしてこの動画がSNSでシェアされると、大会参加者の“愚かさ”を嘆く、次のようなコメントが寄せられた。

「この人たちはどうかしているのでは? これは非常に危険な行為だ。」
「楽しいことではない。違法だよ。」
「これは連邦犯罪だぞ。」
「現地では毎日、上空を飛行機が通過する。これはきっと地元の人々ではないね。他の場所からやって来た人たちが騒ぎを起こしたのだろう。」
「よく事故が起きなかったものだ。」
「あまりにも愚かで、言葉にならない。」



なお航空機へのレーザー光の照射は、安全上の脅威であるため世界のほとんどの国で禁止されており、メキシコでも例外ではない。無謀にレーザー光を照射することで気が散ったり、場合によっては短期的または長期的な目の損傷を引き起こすことがあり、レーザー攻撃が壊滅的な事故に繋がるケースがあるためだという。そして多くの場合、懲役刑や高額の罰金を科せられるそうだ。

イギリスでは2016年2月、ヴァージン・アトランティック航空の航空機が離陸直後、レーザー光を照射され、副操縦士が体調不良を訴えて引き返す事件が起きており、同様のケースでは現在、最高で懲役5年の刑、または無制限の罰金が科せられるという。

ただ今回のメキシコのケースでは、現地の警察が捜査を開始しているのか、それとも標的となった航空会社が苦情を申し立てているのかは不明ということだ。



ちなみに2019年には、イギリスに住む8歳男児の左目に異常が見つかり、検査の結果網膜に穴が開いていることが判明した。男児の目に穴を開けたのは、トルコのホテルで売られていたおもちゃのレーザーポインターで、のちに販売が禁止された。

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