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激混み国道14号「小松川」が高架化間近!? 立体交差で「信号スルー」工事進行中 京葉道路にスムーズ接続 「あと2年で完成」の計画どこまで進んだ?

くるまのニュース / 2024年5月9日 7時40分

東京~千葉の下道の東西軸を担う「国道14号」のうち、都内の「亀戸小松川立体」事業が進行中です。完成すればどう便利になり、どこまで進んでいるのでしょうか。

■まだまだ「信号待ち渋滞」激しい国道14号

 東京~千葉の下道の東西軸を担う「国道14号」ですが、ずっと市街地を通るため、主要交差点が連続し、とにかく信号待ちが多い道路となっています。

 渋滞を緩和するため、交差点を高架橋でまたいでいく「立体化事業」が各所で進められています。

 このうち、完成が近くなってきているのが、江東区~江戸川区にまたがる「亀戸小松川立体」事業の「小松川工区」です。どこまで進んでいるのでしょうか。

「亀戸小松川立体」は、鉄道で言えばJR総武線の亀戸駅~新小岩駅あたりが事業エリアです。そのうち「亀戸工区」では番所橋通りと接続する「亀戸9丁目交差点」を高架化し、「小松川工区」では、国道14号の旧道と京葉道路方面が接続する「東小松川交差点」を高架化します。

 このうち小松川工区は、2021年に「今後5か年程度で暫定開通予定」として急ピッチで工事が進んでいます。順調に進めば、2026年度には暫定開通を迎えることになります。

「暫定開通」とは何を意味するのでしょうか。じつは小松川工区は最終的に、東隣の「中央2丁目交差点」まで丸ごと高架橋でまたいでしまう計画です。その前に、とりあえずさっさと東小松川交差点だけまたぐのが「暫定開通」というわけです。

 現在の国道14号は小松川工区~亀戸工区が「6車線道路」です。それを「高架4車線+側道2車線」にします。今のスペースを極力活用するため、用地取得は最小限になりそうですが、まずはそれが完了しなくてはなりません。

 気になる進捗ですが、関東地方整備局は小松川工区の2024年度の予定について「調査設計、用地買収、改良工事、境川橋の撤去工事」としています。特に厄介なのが最後の「境川橋」の架け替えです。10年近く前から準備が進められている難工事で、これが完了すればやっと、高架工事のための車線移設を始められるという状況です。

 なお、反対側の亀戸工区では、まず2010年に6車線拡幅が完了。いったん一段落し、2期工事として立体化が控えています。こちらは「高架4車線+側道4車線」となる計画です。

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