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Nothing Phone (2a)レビュー、廉価版でもNothingらしさは健在

マイナビニュース / 2024年4月17日 15時41分

画像提供:マイナビニュース

英Nothing Technologyから新型スマートフォン「Nothing Phone (2a)」が登場し、日本でも先行予約者向けの出荷が開始されました。

2022年8月発売の「Nothing Phone (1)」、2023年7月発売の「Nothing Phone (2)」に続く同社としては3機種目となるスマートフォンですが、Phone (2)と同クラスの後継機ではなく、廉価版にあたります。ちょうど同じような命名規則を採用しているGoogle Pixelシリーズのa付きモデル、すなわち「Pixel 6a」や「Pixel 7a」のような立ち位置といえばわかりやすいでしょうか。

しかし、Phone (2a)はただPhone (2)よりも安いだけの機種ではありません。Nothingブランドを象徴する個性的なデザインを受け継ぎつつ、待望のFeliCa(おサイフケータイ)対応も果たした新機種の魅力に迫ります。
透明デザインとLEDを継承、樹脂製になってもクオリティは十分

やはりNothingの製品といえばそのルックスに惹かれて選ぶ人が多いでしょうから、まずは外観からチェックしてみましょう。

透明な背面パネルから中身が見えるというのはPhone (1)やPhone (2)と同様ですが、カメラが角から中央に移動したこと、そしてワイヤレス充電機能が省略されたことによってその表情は少し変わっています。充電コイルが無くなった空き地を埋めるべく、意味のある機能部品が見えているというよりは演出のための“それらしい何か”を見せられている印象が強まってしまった気はしますが、そこにツッコむのは野暮というものでしょう。

従来機の外装は強化ガラス製の背面パネルとアルミ製フレームで構成された高級感のあるものでしたが、Phone (2a)は背面・側面ともに樹脂製。価格相応の違いがあると言ってしまえばそれまでですが、樹脂ボディのスマートフォンとしてはなかなかに質感が高く面白味もある作りで、決して安っぽくは感じませんでした。

価格を抑えた機種でも上下左右のベゼルを均等に揃える手間やコストをかけている美意識の高さはNothingらしいところ。

フレーム部分はほど良いグリップ感のある仕上げで実用的ですし、背面パネルも樹脂製になったことを活かして角やフチをなめらかに丸めて側面へとつなげてあり手に馴染みます。

また、今回試用したカラーはブラックですが、もう1色の「ミルク」は背面だけでなく側面も白色で、銀色のフレームに囲まれた従来機の白系のカラーバリエーションとは一味違ったかわいらしさのあるデザインとなっています。

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