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大河原克行のNewsInsight 第280回 2024年は「AI PC」元年、日本HPは「パソコンの定義」から変える - 日本HP 岡戸社長に訊く(前編)

マイナビニュース / 2024年4月23日 17時25分

―― 2024年7月には、「東京生産」(MADE IN TOKYO)がスタートしてから25周年の節目を迎えます。ここでは新たな取り組みは予定していますか。

岡戸:実は、これまでは、5営業日でPCをお届けしていたのですが、最短で翌日発送するというサービスを、2024年2月から開始しました。25年間で初めての取り組みです。対象となるのは、公式オンラインストア であるHP Directplusで販売している個人向けPCや一部周辺機器で、午後4時30分までに注文をいただければ、翌日に発送します。早く欲しいというお客様のニーズに応えたものになります。

今後、国内PC市場は、Windows11へのマイグレーションやNext GIGAスクール構想などにより、需要が急拡大することが見込まれいます。東京・日野の東京生産の拠点を活用して、旺盛な重要に対しても、メーカーとしての供給責任を果たせるように体制強化を進めていきます。

現在、MADE IN TOKYOでは、デスクトップPCやノートPC、ワークステーションのすべてを受注生産しており、約30種類の製品において、数10万通りの組み合わせに対応することができています。また、生産ラインでの自動化による生産性向上も進めています。日本HPでは、サプライチェーンの強みを発揮しながら、需要が集中したときにも、カスタマイズをしながら、安定供給できる体制づくりを目指していますが、これは、東京に拠点があるからこそ実現できるメリットであり、大きな差別化になると考えています。

(後編へ続く)
(大河原克行)



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