「美 少年」の３人がトニセンで初演の舞台をスタート 那須雄登「昔すぎてプレッシャーもない」

左から）柳美稀、山崎玲奈、「美　少年」金指一世、岩崎大昇、那須雄登、森迫永依、横内謙介氏（撮影・阪口孝志）

STARTO ENTERTAINMENT所属のジュニアグループ「美　少年」岩崎大昇（21）、那須雄登（22）、金指一世（20）が19日、大阪松竹座で主演舞台「トンカツロック」（26日まで）の舞台前囲み取材に応じた。

東京の東のはずれにある下町の商店街を舞台に、とんかつ店の店主（那須）と、そこで働く元プロボクサー（金指）、常連の中学教師（岩崎）が悩み、傷つき、ぶつかり合いながら進むべき道を探し続ける青春群像劇。02年に坂本昌行、長野博、井ノ原快彦のユニット、20thCentury（トニセン）主演で初演され、話題を呼んだ。

大先輩と同じ道を歩むことになり、岩崎は「何かしら課題があって、こういうことができるようになってほしいものはあったのかな」と思いを巡らせたが、那須は「02年の作品なので、ちょっと昔すぎて逆にプレッシャーもない」と強心臓ぶりを発揮。共演の柳美稀から「あるよ！」と突っ込まれた。

井ノ原からは「初日頑張ってね」とメッセージを受け取ったといい「気が引き締まってます」。金指も「トニセンの皆さんの舞台とはまた違ったカラーが出せるかなと思うので頑張りたい」と意気込んだ。

舞台の作・演出を手がける横内謙介氏は、初演の際、坂本が30歳を過ぎていたことを引き合いに「美　少年の3人は若すぎるんじゃないかと思った」。それでも、設定変更することなく稽古を重ねて初日を迎え、「潜在能力が計り知れないという驚きとともに今日までやってきた。ぜひご期待を」と太鼓判を押していた。