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動く針金アート まるで生きているかのような鯉の姿に驚嘆

おたくま経済新聞 / 2022年1月20日 18時0分

写真

動く針金アート まるで生きているかのような鯉の姿に驚嘆の声

 「針金アート」「ワイヤーアート」と聞いた時、どんな作品を想像しますか?おそらく多くの方が一筆書きのような平面の作品を思い浮かべたのではないかと思いますが、とても針金で作られているとは思えない、色鮮やかな立体の針金アートがツイッターで注目を集めています。

 赤と白の針金が一本一本丁寧にかたどられた鯉の針金アート。本物そっくりな作品の出来栄えにまず驚きますが、その動きにもご注目。ぐねぐねと動く様子は水中をスイスイ泳ぐ鯉そのもの。本当に針金?と目を疑うレベルです。

 作品を制作したのはツイッターユーザーのKo-SUKEさん(@kosuke_247)。Webデザイナーとして働く傍ら、カラーワイヤーやアルミ線などの針金を使った立体アート制作を行っており、作品をSNSや展示会などで発表しています。

元々は過去に制作した「爆ぜ昇る」という作品

 今回の作品は2021年7月に制作したもの。「爆ぜ昇る」というタイトルで、水冠のような台座がセットになっており、鯉が跳ね上がる姿を想起させます。自身の転職などを通して、コロナ禍だろうとどんな状況下でも飛躍するぞ!という強い思いを込めて制作した作品とのこと。

 使用している針金は決して特殊な針金ではなく、ホームセンターなどで購入可能なクラフト用のデザインワイヤー。設計図などは作らず、構図や内部構造を想像出来たら、そのまま針金を曲げたりひねったりして形を作っていくのだそう。

本物そっくりな鯉の針金アート

一本一本の針金で出来ています

 尾ひれから胸ビレにかけてウロコの枚数や大きさを徐々に変えながら、ひたすらつなぎ合わせていくという作業に費やした期間はおおよそ1か月半。針金の性質上、一度曲げるとクセがついてしまいやり直しが効きません。頭やウロコを作っては捨ててを繰り返して、ようやく辿り着いた鯉のフォルムは特にこだわり抜かれたポイントです。

自由自在の動きはまるで本物の鯉のよう

 完成した作品の可動域はKo-SUKEさんも想定していなかった模様。「こんなにリアルに動くのか!」と自身でもびっくりしたそうです。1万件を超える「いいね」を集めた作品には「紅白の水引が最終進化したような面白い造形」「生きて泳いでいるような……すごい」と驚嘆の声が相次いで寄せられています。

 大きな反響に対し「たくさんの人の感情を揺さぶる作品を生み出せたことがとてもうれしいです」とコメントしたKo-SUKEさん。今後の作品にも注目が集まりそうです。

カラー針金を曲げてねじって作ってます。
#フォロワー10000以下の一次創作作家発掘フェス pic.twitter.com/6AVfOoVScQ

— Ko-SUKE/wireart (@kosuke_247) January 14, 2022

<記事化協力>
Ko-SUKE/wireartさん(@kosuke_247)

(山口弘剛)

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