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「異物であることを恐れず、“書くこと”だけは飽きない二人」逢崎 遊 ×村山由佳『正しき地図の裏側より』

集英社オンライン / 2024年3月1日 18時1分

『正しき地図の裏側より』で第36回小説すばる新人賞を受賞した逢崎遊さんは、六年前の同賞で初めて最終候補となり、今回見事リベンジを果たした。

正しき地図の裏側より
著者:逢崎 遊
定価:1,870円(10%税込)

『正しき地図の裏側より』で第36回小説すばる新人賞を受賞した逢崎遊さんは、六年前の同賞で初めて最終候補となり、今回見事リベンジを果たした。
選考委員である村山由佳さんは、その一部始終を目撃した一人だ。
自身も同賞出身である大先輩が、後輩の胸の内を受け止め、厳しくも楽しい作家道について語り合った。

構成/吉田大助 撮影/目黒智子

不完全という言葉を言い換えると伸びしろ

逢崎 写真撮影の時から優しく声をかけていただけて、ホッとしました。「まだ私と話すレベルじゃない。もう少し修業を重ねてから来なさい」みたいに言われたらどうしようと思って、昨夜は眠れなかったです。


村山 そんな!(笑) でも、そうか。選評の印象があったんですかね。
逢崎 はい。選評は〈欠点を挙げ始めるときりがない〉という文章から始まっていたので、今日は罵詈雑言を浴びるつもりで来ました。
村山 その後のことが言いたかったんですよ。〈欠点を挙げ始めるときりがない〉から始めると、読者さんたちは「えっ、それなのに受賞したのは何故(なぜ)?」となるじゃないですか。
逢崎 僕もそうなりました(笑)。ぜひお伺いしたかったんですが、選考会の様子ってどんな感じだったんでしょうか。今回は神尾水無子さん(『我拶(がさつ)もん』)との同時受賞でしたが、三対三で票が分かれたという話を聞いて危なかったぁと思ったんです。
村山 前回まで選考委員だった阿刀田高さんのかわりに、今回新たに朝井リョウさんと辻村深月さんのお二人が加わったんですね。選考委員の人数が奇数であればいやがうえにも勝負が付いてしまうんですけども、今回は三対三で、どちらも相譲らなかった。選考会はとにかく議論紛糾で、二時間半ぐらい話したんじゃないかな。議論が迷走したわけではなくて、お互いの持論をぶつけ合って埒(らち)が明かない。埒が明かないから最終投票にいきましょうとなったんだけれども、誰も意見を変えない。新人賞の受賞者は一人にすべきだ、それぐらい厳しいものなんだ、という思いはみんな持っていたんですが、ここまで話し合って、どちらの議論にもちゃんとうなずくところがあるのだから、二人を送り出すのがいいんじゃなかろうか、と。これだけ違うタイプの二人を送り出すというのも、この賞の面白いところだと受け取ってもらえるんじゃないかというところで、ようやく埒が明きました(笑)。私が逢崎さんを推したのは……いや、罵倒はしませんよ?
逢崎 今、ちょっと身構えていました(笑)。
村山 神尾さんの作品に関しては今すぐ戦えるというか、例えば文庫本の時代小説の書き下ろしシリーズの中にすっと紛れ込んだりしていても、一定の人気が得られるタイプだと思うんですね。賞の顔というものもあるから、きっちり出来上がっている才能を送り出すことも大事です。その一方で、不完全だし次で消えるかもしれないけれど、可能性を秘めた才能にチャンスを与えることも、これだけ長く続いてきたこの賞の役割じゃないか。不完全という言葉はネガティブに聞こえるかもしれないけれども、言い換えれば、伸びしろじゃないですか。小説的な目配りや技術なんていくらだって後から付いてくるわけで、一番大事なのは、自分が書きたいものはこれだ、と自分自身を牽引していく気持ちの強さだと私は思うんです。逢崎さんの作品は、そこが突出していた。この訳の分からないエネルギーに賭けてみようじゃないか、私はこの人を推そう、という感じだったんです。
逢崎 今日は罵倒されるつもりで来たのに、ありがたいです。
村山 私ね、人当たりはいいんですよ。文章だと、厳しい人になるみたい(笑)。

取材や想像と経験の境目が見えなかった

村山 『正しき地図の裏側より』は、父親を殺してしまった……というところから高校生の耕一郎が逃亡生活を始めて、日本全国を転々としていく話ですが、小説にしかできないことを表現していると思います。もしこれを映像化したら、耕一郎の心の中の描写など、秀逸だった場面が全部なくなってしまう。例えば、私が一番好きだったのは、ホームレスの先輩で空き缶拾いの仕事などいろいろなことを耕一郎に教えてくれた三浦さんに、大事な時計を取られてしまう場面です。お前、お金も何も持ってないって言ったくせに、あるじゃねぇかと。あそこは、自分が飛び込んだ社会での理屈に屈服せざるを得ない瞬間ですよね。本人としてはすんごく言いたいことがあるんだけれども、外見的には「いいっすよ」とヘラヘラ笑っている。この葛藤や落差は、小説でしか出せないんですよね。
逢崎 その言葉は本当に嬉しいです。そういう小説が書きたいと思っていました。
村山 他にも、これは私には書けないなって思うところがいっぱいありました。小さいエピソードで言えば、耕一郎が寄せ場で働くようになり、定期的に利用するコインランドリーができるんだけれども、そこでみんなが読めるように置いてある「ジャンプ」とか「マガジン」が、ある時から更新されなくなってしまった。もしかしてこれらの雑誌はお店の人が買っているのではなくて、自分と同じように寄せ場で働いている誰かが、読まなくなったものを置いていっているんじゃないか、と。この気付きも面白かったんですが、噂で聞いた大きな事故に遭った人というのはその人で、だから雑誌が更新されなくなったんじゃないか……とさらに考えを進めていきますよね。主人公が置かれている状況は危険と隣り合わせで、何が起こるか分からないというかすかな伏線になっている。地の文章が非常に魅力的なんですよ。本人はもしかしたら普通に描写しているつもりかもしれないんだけれども、「おおっ、この一行はすごい」と思うところがいっぱいありました。
逢崎 今回は、地の文をメインに出したかったんです。以前、出身地である沖縄が舞台の話を書いたことがあるんですが、地の文で沖縄の風土などについて書いているだけで、結構面白いものになっているぞと感じたんですね。沖縄ではない土地のことも書いてみたら面白いんじゃないかと思って、主人公がいろいろな土地を転々とする話にしてみたんです。そうしたら、あまり自覚はなかったんですが、読んでくださった方に評価していただけるような文章がいろいろと出てきました。
村山 最終選考で読ませていただいた原稿から、かなり改稿されているじゃないですか。もともとは「遡上の魚」というタイトルでしたが、元の原稿ではその言葉にまつわる説明が長々と入っていた。それがきれいに消えていました。今のタイトルにしたことで地図の描写が間にたくさん入るようになったことも、この作品にとってすごく良かったと思います。
逢崎 「遡上の魚」はオチに関わってくる部分だったんですが、編集者の方から「オチが弱いんじゃないか」と率直な意見をいただいたんです。そのエピソードを消して、書き直したものを提出したら「いいじゃないですか」と言ってもらえて、めちゃくちゃ嬉しくて。狙ってサーブを打つのも楽しいんですが、返ってきた球をきれいに打ち返すことができた時に、一番アドレナリンが出るみたいです。
村山 それって、自分の作品に対して客観的な目を持たないとできないことです。もう一つ、逢崎さんの作品が素晴らしいなと思ったのは、全編にわたって主人公のリアルな放浪生活が描かれているわけですが、どこからが取材や想像したことで、どこまでが作家自身が経験したことなのか。ヘタな人が書くと、その境目がよく分かるんです。活字の色が違って見えるぐらい、はっきり見えてしまう場合もある。だけれども、この作品に関してはそれがなかった。
逢崎 嬉しいです。さすがにホームレスはやってないんですが……。
村山 いや、それさえもあり得るかもしれない、と思いながら読みましたよ。

境界線上を歩き異物である自分を恐れない

村山 逢崎さんは以前、「空色ガールズ」で小説すばる新人賞の最終選考に残っていますよね。「空色ガールズ」と同じ人がこれを書いたのか、こんな球を投げられるんだって驚きもあったんです。
逢崎 六年も前のことなのに、覚えていてくださってありがたいです。
村山 そりゃあ覚えていますよ。あの年も、いつもながらに選考会は熱かったですから(笑)。候補になったのは、何歳の時でしたか。
逢崎 一八歳、高校三年生の時でした。当時のことはよく覚えているんですが、右も左も分からないし社会にもまだ叩きのめされていないので、万能感を持っていたんです。最終選考に選ばれた時点で「俺って天才なんだ!」となって、ワクワクしながら受賞の知らせを待っていたら、落ちましたと。僅差だったのかもしれないと思って選評を読んでみたら、誰一人褒めてくれてないよってなってしまったんです。
村山 いや、そんなことはないと思うよ!
逢崎 選んでくれなかったこんちくしょう、という気持ちが大きかったせいで、全てけなされているように見えてしまったんです(苦笑)。北方さんに「私は待っている」と、頑張ってまた最終候補になってくれと励ましていただいたことだけは覚えていたんですが……。でも、今回の受賞がきっかけでそれこそ六年ぶりに、前回最終候補になった時の選評を読んでみたんです。色眼鏡ってすごいですね。選考委員の皆さんから、びっくりするぐらい刺さるアドバイスをいただいていたんです。例えば村山さんは、全体的に幼過ぎる、まだ経験値が足りてないんじゃないかと書いてくださっていました。もしかしてそう言われたことが頭の中にあったのかもしれませんが、この六年間はずっと小説を書きながら、もっといろいろな経験を積みたいと思って過ごしてきたんです。専門学校を出てデザインの仕事をやったり、そこから迷走してフィジークの大会に出たり、子どもたちに教えるスキーのインストラクターをやったり。
村山 フィジークも!?
逢崎 はい。デザインの仕事をやっている人間がマッチョだと、めちゃくちゃ浮くんです(笑)。大会のために焼いた黒い肌でピチッとしたシャツを着ているので、だいぶ怖がられました。逆にマッチョな世界に行って、デザインの仕事をしていると言うと「気取ってんじゃねえよ。軽い気持ちで来んなよ」となるんです。環境によって、良いとされるものや常識とされるものってだいぶ変わってしまうものなんですよね。
村山 それは面白い経験をされましたね。
逢崎 そうやっていろいろな環境に自分の身を置いていく中で、「この人はすごい。付いていきたいな」と思う人や、「なんでこんなに面白くないんだろう?」と思う人など、本当にいろいろな出会いがありました。出会う人によって自分の価値観が変わっていく、その感覚が心地よかったんです。その感覚を、主人公にも体験させたかった。主人公が出会う人たちは、これまで僕が出会ってきた人たちを複合したような存在なんです。
村山 逢崎さんのお話を聞きながらふっと思い出したんですが、私は小説すばる新人賞の前に、別の賞で佳作をもらったことがあるんです(※第1回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞)。当時の選考委員のお一人だった立松和平さんから、授賞式の時に「村山さんは境界線上の人だね」と言われたんですね。「どこかに属してしまうのでなく、境界線を歩きながら全体を見はるかしていたいんでしょう」と。その時に私、それまで全く自分の中で言葉にならなかったことを言い当てられたと感じたんです。逢崎さんにも、そういうところがあるんじゃないかなと思いました。
逢崎 そうなのかもしれません。もしかしたら村山さんとちょっと違う感覚なのかもしれませんが、ある程度経験してこなれてくると、飽きちゃうんですよね。
村山 同じだ(笑)。私も、もの書きになるまで十幾つ職を転々としましたけど、飽きちゃうんですよ。分かった気がしちゃうというか。
逢崎 そうなんです! これ以上踏み込んだら、そこの環境にいるみんなと同化しちゃうかなぐらいまでいくと、やめてしまう。周りからすれば、超不思議な人ですよね。昨日まで楽しく話していたのに、みたいな(笑)。
村山 同質性を志す人って、いっぱいいるじゃないですか。なるべく周囲に溶け込もう、なるべく異物感をなくそう、と。そうじゃなくて、いろんな場所を行き来したり渡り歩いて、常に境界線上にいる。それぞれの小さな社会の中で、異物である自分を恐れないタイプは、世間では浮くかもしれないけど書く人には向いていますよ。
逢崎 そうだったら嬉しいです。結局、自分の人生を懸けてやりたいっていうものを小説に置いてしまったので、それ以外のものはどこか本気になりきれない。それは、人からは才能と言ってもらえるのかもしれないんですが、呪いに近いようなものなのかなとも思います(苦笑)。

書くことを支えてくれた特別な読者の存在

逢崎 ちょっと自分の話をしても大丈夫でしょうか。
村山 そういう場ですから(笑)、どうぞどうぞ。
逢崎 一八歳で「空色ガールズ」が最終選考に残って落ちた後、上京して東京で生活をしながら、次こそ小説すばる新人賞を取りたい、と書き続けていたんです。そこからの数年が本当によくなかったなと思うのは、「空色ガールズ」っぽいものを量産していたんですよね。あの作品は高校生のバンドもので、最後にどんでん返しがあるという構成だったんですが、「もしかして自分はどんでん返し系の推理作家なんじゃないか?」と思っていた時期が長かった(苦笑)。応募するんだけれども一次すら通らず、賞が合ってないんじゃないかと、別の賞に応募したりした時期もありました。その頃に、今の彼女と付き合うことになったんです。今、一緒に住んでいるんですが。
村山 いいね、いいね(笑)。
逢崎 彼女は僕が東京に出て来た時、最初に親しくしてくれた人で、たまたま再会をして。その当時、自分が一番面白いと思っていた小説を読んでもらったんです。自称小説家が、小説を読んでって言っても、誰も読んでくれないんですよ。でも、彼女は読んでくれて、面白いと言ってくれたんです。それが嬉しくて他にも何作か読んでもらったら、「あなたはこの作品が一番面白いと言っていたけど、こっちのほうが面白いよ」と言われたんですね。地の文のちょっとした描写がいいよと最初に言ってくれたのも、彼女なんです。彼女に「今までいろんな人の話を書いてきたけど、次は同じ年くらいの男の子を書いてみたらいいんじゃない?」と言われて、それがきっかけで書いたのが今回の作品なんです。一年近く彼女に意見を聞いて、原稿を何度も読んでもらって、そのたびにがっつり赤を入れられて(笑)。
村山 すぐ近くに編集者的な存在がいたんですね。
逢崎 はい。昔は「ここが……」とか言われたら反論していたんですが、ここまで結果を出されたらもう頭が上がらない(笑)。思い返せば「空色ガールズ」も、読み手がいたんですよね。クラスの女の子の友達が、構成から誤字脱字まで付き合ってくれたんです。「この人にいいと言ってもらいたい」と思える特別な読者の存在が、自分にとってはすごく大事なことなんだな、これは忘れてはいけないなと痛感しているところなんです。
村山 その人の存在が、小説を書き続けるモチベーションにもなりますもんね。今後は編集者もそういう存在になってくれると思いますし、本が出れば、逢崎さんの小説が好きだという読者も出てくるはず。顔色をうかがい過ぎてもよくないけれども、その人たちの存在を支えにしながら、どんどん書いていってほしいです。書くことは飽きないでしょう?
逢崎 飽きないですね。
村山 私は墓石に「人生三日坊主」と刻んでもらおうかってぐらい飽き助(あきすけ)なんですが、書くことだけは飽きないんですよ。人生の中で、そういうものが見つけられてよかったなって思います。
逢崎 それでおまんまが食えたら最高です(笑)。
村山 一番好きなことさせてもらっておまんまが食べられるって、ずるいよね(笑)。そのかわり、逃げ場はないですけどね。やるしかない。小説を書くことって、しんどいはしんどいじゃないですか。私は最近『二人キリ』という小説で、「阿部定事件」のお定さんという女性の話を書いたんですが、彼女は男のアレをアレしちゃうわけじゃないですか。
逢崎 読ませていただきました! アレをアレしていました(笑)。
村山 その場面では、阿部定の包丁を持つ手がぶるぶる震えて、心拍が上がって体温が下がる。そういう言葉を書き付けるためには、実際に自分の体でその感覚を経験しながら、吐き気がするような思いで一字一句書かなければいけない。そういうことをしているから、おまんまを食べられるものをもらっているんだろうと思うんです。
逢崎 今、だから『二人キリ』は面白かったんだと気付かされました。実は、僕は阿部定の存在を知らなかったんですよね。全部読み終わった後で、阿部定って実際にいた人だと知ってびっくりしたんです。それぐらいリアルだったというか、あり得ない話なんですが、「もしかしてこれは村山さん自身の話なんじゃないか!?」と感じてしまうくらいの純度がありました。というのも、資料に基づいて書く小説って情報量が多くて、正直読みづらいなと思うことも多いんです。でも、『二人キリ』は昭和初期の話で、その頃の空気がものすごく伝わってくる小説なのに、全くそういう印象がありませんでした。没入感がハンパなかったんです。
村山 嬉しいです。貴重な感想を今、いただきました。阿部定を知らない人が読んだらどうなのかを私、今初めて聞いたんですよ。
逢崎 自分は足下にも及ばないな、と思ってしまいました。それと同時に、もっと頑張らなきゃなとも思ったんです。ただ、一応今、次の作品を書いているんですが、果たしてこれでいいのか、面白いのだろうかと不安になっています。受賞作と、作風ががらっと変わっているんです。自分の癖がありまして、暗い話を書いた後は明るい話、明るい話を書いた後には暗い話を書きたくなるんですよ。反動で全く逆のものを書いてしまうという状況が今まさに起こっています。
村山 基本、飽き助だからね(笑)。
逢崎 たぶん、小説に飽きるのが嫌なんですよ。だからコロコロ変えるんだと思うんです。
村山 来年の「小すば」の授賞式後の同窓会にも、胸を張って出られるように頑張ってください。魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)していて、面白かったでしょう?
逢崎 あのぉ、いろんな方がいらっしゃるなと思いました(笑)。理想としては、来年の会が開かれるまでに二作目ができていればな、と。集英社さんに飽きられて、「逢崎さんはもういいかな」みたいに言われないようにしたいです。
村山 その恐怖があるのは私も同じです(笑)。

「小説すばる」2024年3月号転載

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