1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

【ボクシング】尚弥キレ笑い?「意気込みなんか今聞いてどうすんですか!やるしかないですよ」

スポニチアネックス / 2024年5月5日 13時48分

<井上尚弥・ネリ計量>計量パスし水分補給する井上(撮影・島崎忠彦)

 ◇プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 井上尚弥<12回戦>ルイス・ネリ(2024年5月6日 東京ドーム)

 34年ぶりとなる東京ドームプロボクシング興行の前日計量が5日、都内のホテルで行われ、元世界2階級制覇でWBC世界スーパーバンタム1位の挑戦者ルイス・ネリ(29=メキシコ)はリミットより約500グラムも軽い54・8キロでパス。4団体統一同級王者・井上尚弥(31=大橋)もリミットを100グラム下回る55・2キロで、タイトルマッチが無事成立した。

 計量を終えた両者は、顔を付き合わせるフェースオフで激しく火花を散らした。10センチ未満まで顔を近づけて20秒近くのにらみ合い。最後は関係者が引き離すほどの迫力で、握手はせずに別れた。ネリはコーラを飲み干し、桃の缶詰を口にしてリカバリーに努めた。

 取材に応じた井上は「意気込みなんか今聞いてどうすんですか!やるしかないですよ」とキレ笑い?を浮かべた。一方、予備計量の時点で既にリミットをクリアし、公式計量でパスすると右拳で胸を叩いて喜んだネリは一転、ピリピリムード。取材に応じず会場を後にした。

 ネリは18年3月の山中慎介(帝拳)戦の前日計量でバンタム級のリミット53・5キロを約1・3キロもオーバーし、WBC同級王座を剥奪された。試合には2回TKO勝ちしたが、日本ボクシングコミッション(JBC)から無期限活動停止処分を受けた。また、19年11月のWBC同級王座挑戦者決定戦でも前日計量で約0・45キロの体重超過。試合は中止となっていた。

 井上戦決定によりJBCの処分も解除されたが、大橋ジムの大橋秀行会長はネリが前日計量で少しでもオーバーすれば「絶対に(試合は)やりません」と明言。ネリが体重オーバーした場合の”代役”として、前座に元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(37=アイルランド)の試合を組み込んでいた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください