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9戦連続KOで世界ダブル戴冠だ 計量クリアの元K―1王者の武居が「早い段階でKOが目標」と宣言

スポニチアネックス / 2024年5月5日 16時52分

<井上尚弥・ネリ計量>計量パスした武居(撮影・島崎忠彦)

 5・6東京ドーム世界4大タイトル戦の前日計量が5日、都内のホテルで行われ、セミファイルで予定されているWBO世界バンタム級タイトルマッチは王者のジェイソン・モロニー(33=オーストラリア)、挑戦者の武居由樹(27=大橋)がともに53・4キロでパスした。

 21年に立ち技格闘技のK―1から転向し、8戦すべてKO勝利を収めている武居は落ち着き払った様子で計量を終え「ひと安心。減量だけが不安でしたが、いつも通り」と淡々と話した。

 K―1でも世界王者に輝いており、国内初のK―1、ボクシングでの「2冠」を目指す。握手を交わした王者の印象を問われ「いい目をしているし、負けてられない」と闘志をたぎらせ、「早い段階でKO倒すのが今回の目標」と力強く宣言した。

 井上尚弥が統一後返上したバンタム級戦線は、4日に西田がIBFのタイトル奪取に成功した。試合の印象を問われた武居は「(西田の試合は)いい試合だったけど、自分にはまだ」と慎重な姿勢。まずは経験豊富な王者粉砕にすべてを注ぐ。

 

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