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浜田剛史氏が占う尚弥VSネリ 楽観視は危険!ネリの出会い頭注意 序盤は確認作業、中盤以降でKOできる

スポニチアネックス / 2024年5月6日 5時32分

計量をパスし、ネリ(右)とにらみ合う井上尚(撮影・島崎忠彦)

 ◇プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 井上尚弥<12回戦>ルイス・ネリ(2024年5月6日 東京ドーム)

 大方の予想は井上尚のKO勝利だろうが、ネリは決して楽観視できない相手だ。今まで井上尚が対戦してきた選手の中でも攻撃力があり、パンチ力、馬力がある。そして勝負度胸もある。

 サウスポーのネリは自分の攻撃力を生かすために、前半からペースを上げてくるだろう。山中慎介との2戦でも最初から前に出てきた。一発の威力はあるし、右も返してくる。左右のフックも振ってくる。いろんなパンチを打つことができ、連打が出るのが特長だ。

 もちろん井上尚は攻撃力が高く、最初から力勝負しても勝つ可能性は高いが、出合い頭の一発をもらう危険はある。3回までは相手のスピードやパンチの角度などを確認した方がいい。ただ、様子見の際にパンチをよけるだけだと相手のペースになる。ネリはベストコンディションだと聞いているし、調子に乗せたくはない。下がりながらもしっかり打って、要所要所で止めることが大事になる。

 粗いスタイルのネリは大振りがあるし、ガードが甘くなる。井上尚は4回以降、相手の隙が見えたところで、仕掛けていけばいい。先に打つのか、同じタイミングでかわしながら打つのか、外してから打つのか。序盤の相手を見て選択したい。技術勝負では井上尚は誰にも負けない。中盤以降でKOできるだろう。 (帝拳ジム代表、元WBC世界スーパーライト級王者)

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