1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

タイプ別で変わる、子どもの自己肯定感の育て方 「赤青黄緑」選んだ色で性格タイプがわかる

東洋経済オンライン / 2024年4月3日 16時0分

子どもの4タイプを知ることで、子どものことを冷静に見ることができます。子どもの自己肯定感を高めるには、子どもは自分とは違う1人の個性としてとらえることが大切。この診断を使って、子育てを客観的に、かつ科学的に、楽しく行ってくださいね。

声かけのポイントは「ほめるより気づく」

「子どもの自己肯定感をアップさせるにはどうしたらいいの?」

そう、いちばん知りたいのは具体的なやり方ですよね。

そこで、今日からすぐに実践できる、子どもの自己肯定感が高まる接し方についてお伝えします。

いうまでもなく、お子さんといちばん長く深く接しているのは親御さんです。

よく親御さんから「子どもにどんな声かけをしたらいいですか」という質問を受けます。おそらく親御さんが求めているのは、「どんな言葉をいえばいいのか」ということでしょう。

でも、大切なのは言葉ではありません。

じつは、最初にやっていただきたいのは、「承認すること」です。

「承認の声かけ」というと難しく聞こえてしまいますが、やることはとても簡単。

「お子さんのいいところに気づくこと」だけなのです。

お母さん、お父さんは、ほめる力(成功したか失敗したかを見る)よりも、気づく力(どんな点が成長したかを見つける)をつけてほしいのです。

気づくことは、ただほめることと違います。

たとえば、

「昨日、勉強をいっぱいしたね、すごいね」

「今日のサッカーの試合、一生懸命がんばったね」

もちろんこのほめ方がダメなわけではありませんが、自己肯定感をアップさせるために少しだけこころがけてほしいのは、より具体的に伝えてほしいということです。

「昨日、いつもより30分多く宿題をやってたよね。お母さん、すごいなって思った」

「今日のサッカーの試合、後半のパスが決まってたよね」

いかがですか? ただほめているのと、ちょっと違いますよね。

先に、承認の声かけが、「お子さんのいいところに気づくこと」だとお話ししました。具体的に伝えることの意味は、ここにあります。

つまり、

「お母さん(お父さん)は、ちゃんとあなたのことを見ているよ」

「いつもあなたを気にかけているよ」

ということを子どもに伝えているのです。

大好きなお母さん、お父さんが、見ていてくれている。そして認めてくれている。

それは子どもにとって、生きる力につながります。

どんなにがんばって努力して、テストで100点をとろうと、かけっこでいちばんになろうと、だれも見ていてくれなかったら、自己肯定感は下がっていきます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください