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フレッシュネスバーガー「3ポテト2チキン」の熱意 多彩なニーズに沿ったメニュー展開を実施

東洋経済オンライン / 2024年5月2日 12時10分

「ファストフード」ながら、ちょっと毛色の変わったチェーンであるフレッシュネスバーガー。「2チキン3ポテト」への熱意とは?(筆者撮影)

「このメニュー、そこまで有名ではないけど自分は好きだなあ」「定番や看板ではないかもしれないけど、好きな人は結構多いと思うんだよな……」――外食チェーンに足を運ぶと、そう思ってしまうメニューが少なからずあります。店側はどんな思いで開発し、提供しているのでしょうか。

人気外食チェーン店の凄さを「いぶし銀メニュー」から見る連載。今回はバーガーカフェチェーン・フレッシュネスバーガーの「フライドチキン(骨なし)」を取り上げます。

飲食チェーンには「代名詞」「定番」というべきメニュー以外にも、知られざる企業努力・工夫を凝らされたものが数多く存在します。本連載では、そうした各チェーンで定番に隠れがちながらも、根強い人気のある“いぶし銀”のようなメニューを紹介していきます。

【画像】フレッシュネスバーガーの「フライドチキン」「チキンナゲット」…などの様子を見る(11枚)

「女性向けのヘルシーチェーン」だけでない顔も

今回のテーマは、バーガーカフェチェーン・フレッシュネスバーガーで販売している「フライドチキン(骨なし、以下『フライドチキン』)」です。

フレッシュネスバーガーといえば、その名の通り健康的なハンバーガーを提供している、女性向けのヘルシーなチェーンというイメージがあります。

【画像】フレッシュネスバーガーの「フライドチキン」「チキンナゲット」…などの様子を見る(11枚)

公式Webサイトのメニューを見ても「クラシックアボカドバーガー」や「ガーデンサラダバーガー」といった野菜を打ち出したものが目立ちますし、「クラシックバーガー」や「クラシックチーズバーガー」も、バンズから飛び出るレタスが印象的です。その他、2020年から100%植物由来の大豆パティを使用したハンバーガーを販売するなど、環境にも配慮した商品も展開しています。

ここまで書くと「やっぱりフレッシュネスバーガーって、ファストフードの割に健康的なチェーンだよね」という印象で終わってしまいますが、その懐の深さをあなどってはいけません。意外や意外、サイドメニューには多くのフライメニューをそろえています。

例えば、ポテトだけでも「北海道産フライドポテト」に「フレンチフライポテト」、さらにスタジアムやフードコートの店舗限定で販売している「ロングポテト」の3種類を提供。鶏肉×揚げ物メニューでは、今回のメインテーマであるフライドチキンに加えて「国産チキンナゲット(5個、以下『チキンナゲット』)」を販売しています。

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