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日経平均は大幅反発、日経平均4万円が目前に 米ハイテク株高を好感

ロイター / 2024年3月1日 15時39分

 3月1日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比744円63銭高の3万9910円82銭と、大幅に反発して取引を終えた。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2024 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Hiroko Hamada

[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比744円63銭高の3万9910円82銭と、大幅に反発して取引を終えた。前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄などが買われた。上げ幅は一時800円を超えて節目の4万円に迫り、史上最高値を更新した。日経平均先物は4万円で引けた。

日経平均は前営業日比88円高と小幅高でスタート。前日の米株高を好感する形で半導体関連銘柄などが上昇し、次第に上げ幅を拡大した。後場も堅調な地合いは続き、終盤には一時824円高の3万9990円23銭の高値を付け4万円まで10円に迫った。

auカブコム証券のチーフストラテジスト・河合達憲氏によると、足元の企業業績を踏まえると4万円台は「それほど難しい水準ではない」といい、「PER(株価収益率)が17倍まで切り上がったとしても、正当性のある数字」とみている。

ただ、株高を主導してきた半導体関連の個別銘柄は「PERがいいところまで上がってきており、半導体株に利益確定売りが出るタイミングで日経平均も上昇に一服感がみられる可能性はある」(河合氏)という。

日本株は上昇ピッチが速いことから目先は短期的なスピード調整が入りやすいとの声はあるものの、「節目の3万9000円を割り込むと押し目買いが入るのではないか」(国内証券・ストラテジスト)とみられている。

TOPIXは1.26%高の2709.42ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は5兆1146億6700万円だった。東証33業種では、鉱業、石油・石炭製品、電気機器など27業種が値上がり。パルプ・紙、空運、小売など6業種は値下がりした。

個別では、東京エレクトロンが4%高、アドバンテストが3%高、信越化学工業が3%高とハイテク株が堅調。3銘柄で日経平均を244円ほど押し上げた。指数寄与度の大きいファーストリテイリングは2%超高、ソフトバンクグループは1%超高だった。主力のトヨタ自動車、ソニーグループも買われた。

プライム市場の騰落数は、値上がり805銘柄(48%)に対し、値下がりが805銘柄(48%)、変わらずが47銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 39910.82 +744.63 39254.69 39,224.64─

39,990.23

TOPIX 2709.42 +33.69 2676.97 2,675.91─2

,712.29

プライム市場指数 1394.49 +17.39 1378.44 1,377.45─1

,395.88

スタンダード市場指数 1268.85 -1.19 1271.87 1,267.99─1

,274.33

グロース市場指数 956.63 -10.14 966.96 954.07─968

.38

グロース250指数 763.60 -8.79 772.38 761.46─773

.71

東証出来高(万株) 179096 東証売買代金(億円 51146.67

)

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