イーライリリー糖尿病薬、一部の用量が4月中品薄に=FDA
ロイター / 2024年4月3日 11時49分
4月2日、米食品医薬品局(FDA)はウェブサイトで、米製薬大手イーライリリーの糖尿病治療薬「マンジャロ(一般名チルゼパチド)」の一部の用量について、需要急増のため、今年いっぱい供給不足が続くとの見通しを示した。写真は同社のロゴ。米カリフォルニア州サンディエゴで2020年9月撮影(2024 ロイター/Mike Blake)
[2日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)はウェブサイトで、米製薬大手イーライリリーの糖尿病治療薬「マンジャロ(一般名チルゼパチド)」の一部の用量について、需要急増のため、今年いっぱい供給不足が続くとの見通しを示した。
ウェブサイトには、用量が各7.5、10、12.5、15ミリグラムの入手の可能性は4月いっぱい限られているとする一方、低用量は入手可能と記載されている。
FDAは昨年、チルゼパチドを「ゼップバウンド」という商標の減量薬として承認した。
ブルームバーグ・ニュースは3月28日、米薬局チェーンのライト・エイドやオンライン薬局アマゾン・ファーマシーなどでゼップバウンドが品薄状態だと伝えた。ただFDAは現在、同薬については供給不足とはみていない。
イーライリリーは先週、ゼップバウンドの全用量の製造と出荷を続けているが、これらに対する前例のない需要のため、薬局でこの処方薬を入手するのが難しい患者が出る可能性があると指摘した。
チルゼパチドなど、GLP─1受容体作動薬というクラスに属する薬剤の需要急増で、イーライリリーのほか、デンマーク製薬大手ノボノルディスクなどでも供給面での制約が生じている。
マンジャロは2022年、2型糖尿病患者の血糖値をコントロールする医薬品として承認された。
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