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日経平均は続伸し初の4万円乗せ 半導体株が押し上げ

ロイター / 2024年3月4日 15時57分

 3月4日、 東京株式市場で日経平均は、前営業日比198円41銭高の4万0109円23銭と、続伸して取引を終えた。写真は同日、都内の株価ボード前で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)


Hiroko Hamada

[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比198円41銭高の4万0109円23銭と、続伸して取引を終えた。前週末の米ハイテク株高を好感して半導体関連銘柄の一角が大きく上昇し、日経平均は初の4万円台に乗せた。後場に入ると達成感から利益確定売りが出たみられやや伸び悩んだが、4万円台は維持し連日で終値の史上最高値を更新した。

日経平均は前営業日比290円高でスタートし、寄り付きから最高値を更新した。指数寄与度の大きい銘柄やハイテク株への買いに押し上げられ、中盤には一時403円高の4万0314円64銭まで上昇した。後場に入ると次第に上値の重さも意識され、上げ幅を縮小。プライム市場では7割超の銘柄が値下がりするなど、物色が全体に広がる動きはみられなかった。

市場では「半導体市場の先行きを考えると良好かもしれないが、半導体関連銘柄に買いが集中しているところは、やや気になる点」(国内証券・投資調査部長)と声が聞かれた。

日本株の上昇基調の維持には物色が広がるかが焦点とみられており、米国の経済指標では弱さを示すものも確認される中で「米金利低下を受けた半導体などのグロース(成長)株物色は今後も続くとみられ、ハイテク株主導の流れは継続しそうだ」(松井証券のシニアマーケットアナリスト・窪田朋一郎氏)との指摘もあった。

TOPIXは0.12%安の2706.28ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は5兆3879億0300万円だった。東証33業種では、パルプ・紙、鉱業、電気機器など9業種が値上がり。海運、空運、ゴム製品など24業種は値下がりした。

個別では、東京エレクトロンが2.3%高、アドバンテストが3.6%高、ルネサスエレクトロニクスが4.8%高で半導体株が堅調。一方、主力のトヨタ自動車、ソニーグループは値下がりした。

指数寄与度の大きいファーストリテイリングは小幅安、ソフトバンクグループは小幅高だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり425銘柄(25%)に対し、値下がりが1195銘柄(72%)、変わらずが37銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 40109.23 +198.41 40201.76 40,001.55─

40,314.64

TOPIX 2706.28 -3.14 2719.84 2,702.19─2

,722.42

プライム市場指数 1392.81 -1.68 1400.44 1,390.71─1

,400.89

スタンダード市場指数 1269.18 +0.33 1273.43 1,268.26─1

,275.73

グロース市場指数 960.56 +3.93 961.71 960.56─978

.57

グロース250指数 766.69 +3.09 768.11 766.69─782

.76

東証出来高(万株) 185955 東証売買代金(億円 53879.03

)

*写真を差し替え再送します。

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