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財新の中国サービス部門PMI、8月は昨年12月以来の低水準 需要低迷で

ロイター / 2023年9月5日 11時56分

 9月5日、財新/S&Pグローバルが発表した8月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は51.8と7月の54.1から低下し、昨年12月以来の低水準を付けた。写真は北京のレストランで1月撮影(2023年 ロイター/Thomas Peter)

[北京 5日 ロイター] - 財新/S&Pグローバルが5日発表した8月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は51.8と7月の54.1から低下し、昨年12月以来の低水準を付けた。

需要の弱さが経済の足を引っ張る状況が続いており、政府の景気刺激策による消費浮揚効果は限定的となっている。 

景況改善・悪化の分岐点となる50は上回った。

国家統計局と財新の8月の製造業PMIはどちらも市場予想を上回り、前月から上昇したが、サービス業の減速が景気の重しとなっている。

財新智庫のエコノミスト、王哲氏は「サービス部門の需給拡大ペースの小幅な鈍化が製造業の生産・需要の改善を打ち消した」と指摘し、景気に依然としてかなりの下振れ圧力があったと述べた。

サービス部門の新規受注は増えたが2023年の平均を下回った。外需の弱さが一因。

新規輸出受注は外需低迷を背景に昨年12月以来の減少となった。

向こう1年の見通しに対する楽観度は9カ月ぶりの水準に低下。一方、雇用は引き続き増えた。

製造業とサービス業を合わせた総合PMIは51.7と7月の51.9から低下。1月以来の低水準となったが、節目の50は8カ月連続で上回った。

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