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米戦略石油備蓄は十分、供給不安に対応可能=大統領顧問

ロイター / 2024年5月7日 11時47分

 5月6日、米大統領上級顧問(エネルギー・投資担当)のエイモス・ホクスタイン氏(写真)は、戦略石油備蓄(SPR)はいかなる供給不安にも対応できる十分な量を確保しており、その使用方法を巡り市場の動向を注視していると述べた。写真はレバノンのベイルートで3月撮影(2024 ロイター/Mohamed Azakir)

Nichola Groom

[ロサンゼルス 6日 ロイター] - 米大統領上級顧問(エネルギー・投資担当)のエイモス・ホクスタイン氏は6日、戦略石油備蓄(SPR)はいかなる供給不安にも対応できる十分な量を確保しており、その使用方法を巡り市場の動向を注視していると述べた。

バイデン政権は2022年のロシアによるウクライナ侵攻開始後にSPRから過去最大となる1億8000万バレルの放出を決定。原油価格はこのところ、政府が目標とする購入価格の1バレル当たり79ドルを超えて上昇しており、補充が停止している。備蓄量は約3億6700万バレルと40年ぶりの低水準近くにとどまっている。

ホクスタイン氏は、過去数カ月にわたりSPRの補充を続けた結果、「必要となれば経済のいかなる懸念にも対応し得る十分な供給がある」とし、当面は市場を注視する考えを表明。バイデン大統領は経済を支えるために必要ならばSPRを使う意向だと述べた。

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