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ゆうちょ銀、12月末の国債保有比率25%に=かんぽ生命も微減

ロイター / 2020年2月14日 16時55分

 2月14日、日本郵政グループが発表した2019年4―12月期決算によると、ゆうちょ銀行の国債保有残高は12月末時点で53兆2376億円と、運用資産に占める割合が25.0%に低下した。写真は都内で2016年8月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 14日 ロイター] - 日本郵政<6178.T>グループが14日発表した2019年4―12月期決算によると、ゆうちょ銀行<7182.T>の国債保有残高は12月末時点で53兆2376億円と、運用資産に占める割合が25.0%に低下した。かんぽ生命保険<7181.T>も微減で、低金利に伴う国債離れが止まらない。

ゆうちょ銀の運用資産額212兆4400億円のうち、国債での運用は4分の1にとどまった。満期償還に伴う減少で、19年3月末の28.3%からさらに低下した。

一方、かんぽ生命の国債保有額は37兆0362億円となり、19年3月末から1兆円余り減少した。総資産額の減少に伴い比率は51.5%と、3月末と同じだった。

郵政グループの運用状況のうち、ゆうちょ銀は法人向けローン証券化商品(CLO)への投資を増やした。主に米国のローン担保証券で、12月末の取得原価は1兆7466億円となった。都内で記者会見した今井健一財務部長は「運用の高度化、多様化の中で着実に積み上げてきた。適切なコントロールを踏まえ、増やせるものは増やしていきたい」と説明した。

ゆうちょ銀によると、19年3月末のCLOの取得原価は1兆1787億円だった。

(山口貴也)

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