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自称「ビットコイン考案」の豪科学者、英裁判所が主張退ける

ロイター / 2024年3月15日 15時29分

 3月14日、英高等法院は、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを発明したと主張するオーストラリアのコンピューター科学者クレイグ・ライト氏(写真)について、実際の考案者ではないとの判断を下した。写真は2月、ロンドンで撮影(2024年 ロイター/Toby Melville)

Sam Tobin

[ロンドン 14日 ロイター] - 英高等法院は14日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを発明したと主張するオーストラリアのコンピューター科学者クレイグ・ライト氏について、実際の考案者ではないとの判断を下した。

ビットコインは「サトシ・ナカモト」のペンネームを使った人物が2008年に発表した論文を基に開発したとされる。ライト氏は自身が論文の著者であると主張していた。

一方、暗号資産業者などで作る団体「仮想通貨オープン特許同盟(COPA)」は、ライト氏がビットコインの開発者を相手取り訴訟を相次いで起こしたことを受け、同氏を提訴していた。

高等法院の判事はこの日の最終弁論で、ライト氏が「サトシ・ナカモト」ではないことを示す圧倒的な証拠があると述べた。

「ライト博士はビットコイン論文の著者ではない。また、2008年から11年の間にサトシ・ナカモトというペンネームを使用した人物でもない」と述べた。

COPAは判決を受けて「(ビットコインの)開発者やオープンソースコミュニティー全体、そして真実の勝利だ」と発表した。

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