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欧州医薬品庁、複数の変異株対応のワクチン開発を呼び掛け

ロイター / 2022年1月19日 5時27分

欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)は18日、新型コロナウイルスワクチン製造業者に対し、オミクロン変異株のみに特化したワクチンではなく、複数の変異株に効果があるものを開発するよう呼び掛けた。2020年4月撮影(2022年 ロイター/Carl Recine)

[18日 ロイター] - 欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)は18日、新型コロナウイルスワクチン製造業者に対し、オミクロン変異株のみに特化したワクチンではなく、複数の変異株に効果があるものを開発するよう呼び掛けた。

EMAのワクチン戦略部門を率いるマルコ・カバレリ氏は記者会見で「他の当局も、いかなる選択肢も排除しないことが重要との見解を示ている」と述べた。

デルタ株に代わり世界中でオミクロン株の感染が急拡大する中、米ファイザー・独ビオンテック、米モデルナのほか、英アストラゼネカ・オックスフォード大学などがオミクロン株に対応するワクチン開発を表明。ビオンテックのウグル・サヒン最高経営責任者(CEO)は先週、「オミクロン株への感染とオミクロン対応型のワクチンでかなり高い確率で現存する全ての変異株に対する免疫反応が強化されると考えられる」とし、複数の変異株に対応するワクチンの開発に疑念を示した。

EMAはこのほか、メッセンジャーRNA(mRNA)技術を使う新型コロナワクチン接種は妊娠合併症につながらないことが複数の研究結果で示されたと発表した。ファイザー・ビオンテックとモデルナが現在、EUにmRNA型の新型コロナワクチンを供給している。

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