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日経平均は4日ぶり反発、米株先物の底堅さが支援

ロイター / 2024年4月18日 15時31分

 4月18日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比117円90銭高の3万8079円70銭と、4営業日ぶりに反発して取引を終えた。写真は2月、都内で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

Hiroko Hamada

[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比117円90銭高の3万8079円70銭と、4営業日ぶりに反発して取引を終えた。前日の米株安の流れを引き継いで、朝方はマイナス圏でスタートしたものの、米株先物の底堅い動きが支えとなり、次第にプラス転換した。節目の3万8000円台を回復し、後場は小幅高で小動きとなった。

日経平均は前営業日比216円安と軟調にスタートした後、下げ幅を広げ、一時316円安の3万7644円91銭まで値下がりする場面があった。ただ売りが一巡した後は、米株先物の底堅さを背景にプラス圏に浮上。後場後半には250円超高となる場面もあった。日経平均は前日までの3営業日で1500円超下落しており、「自律反発狙いの買いも入ったようだ」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。

半導体受託生産の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)が18日発表した第1・四半期決算は純利益が前年比9%増加し、市場予想を上回ったが、半導体関連株の反応は限定的だった。

4月に入ってから日経平均は軟調な地合いが続いており、市場では「年初からの上昇が急ピッチだったため、健全な調整だろう」(別の国内証券・ストラテジスト)との受け止めが聞かれる。

GCIアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏は「来週から本格化する米大手IT企業の決算発表をにらみ、積極的にポジションを取りづらい」と指摘。目先の日本株は、横ばい圏での推移が続くのではないかとみている。

TOPIXは0.54%高の2677.45ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.54%高の1378.13ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆0590億0100万円だった。東証33業種では、空運、繊維、保険など31業種が値上がり。鉱業、不動産の2業種は値下がりした。

個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが小幅高、ソフトバンクグループが1%超安だった。半導体関連株はまちまちで、東京エレクトロンが1%超安と軟調だった一方、アドバンテストが5%高だった。

金融株が堅調で、名古屋銀行、八十二銀行、千葉興業銀行が大幅高となったほか、三菱UFJフィナンシャル・グループも1%超高としっかりだった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.50%高の659.87ポイントと、6営業日ぶりに反発した。

プライム市場の騰落数は、値上がり1396銘柄(84%)に対し、値下がりが224銘柄(13%)、変わらずが32銘柄(1%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 38079.70 +117.90 37745.04 37,644.91─

38,216.75

TOPIX 2677.45 +14.30 2653.43 2,650.78─2

,689.10

プライム市場指数 1378.13 +7.37 1365.94 1,364.38─1

,384.10

スタンダード市場指数 1244.33 +8.96 1232.57 1,232.57─1

,247.86

グロース市場指数 843.03 +10.18 827.99 827.99─847

.98

グロース250指数 659.87 +9.75 646.02 646.02─664

.44

東証出来高(万株) 152028 東証売買代金(億円 40590.01

)

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