シンガポール、新型コロナで景気後退不可避 金融大手DBS見通し
ロイター / 2020年3月19日 15時38分
シンガポールの金融大手DBSは19日、今年は0.5%のマイナス成長になるとの予想を示すとともに、新型コロナウイルス拡大の影響で景気後退(リセッション)は不可避との見解を示した。写真はシンガポールとマレーシアの間にかかる橋。3月18日撮影(2020年 ロイター/Edgar Su)
[シンガポール 19日 ロイター] - シンガポールの金融大手DBSは19日、今年は0.5%のマイナス成長になるとの予想を示すとともに、新型コロナウイルス拡大の影響で景気後退(リセッション)は不可避との見解を示した。
これまでの成長見通しはプラス0.9%。
DBSのエコノミスト、アービン・シア氏は、「シンガポールのリセッションは避けられないとみられる。そのシナリオを反映し2020年通年の国内総生産(GDP)伸び率予想をマイナス0.5%に下方修正した」と述べた。
政府はすでに今年のリセッションの可能性を示唆し、成長予想を下方修正している。
通年では約20年ぶりとなるリセッションの可能性から、シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)が金融緩和に動くのは確実とみられている。
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