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米CDC諮問委、全成人へのワクチン追加接種を提言 FDA承認後

ロイター / 2021年11月20日 5時59分

米食品医薬品局(FDA)は19日、米ファイザー・独ビオンテック製と米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、全ての成人を対象とする追加接種(ブースター接種)を承認した。5月18日、フィラデルフィアで撮影(2021年 ロイター/Hannah Beier/File Photo)

[19日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)諮問委員会は19日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)の対象を国内の18歳以上の全ての成人に拡大するよう提言した。

諮問委の提言を踏まえ、ワレンスキーCDC所長が近く、最終決定を下すことになる。

CDC諮問委は全会一致で、全成人への追加接種提言を決定。50─64歳の人たちは追加接種を受けるべきという認識を示したが、18─49歳については各自の選択に任せるとした。

これに先立ち、米食品医薬品局(FDA)は、米ファイザー・独ビオンテック製と米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、全成人を対象とする追加接種を承認した。

FDAは、ファイザー・ビオンテック製とモデルナ製ワクチンの2回目の接種を受けてから6カ月が経過している人、および1回接種型の米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチン接種から2カ月が経過している人を対象に追加接種を承認した。

米国ではこれまで、65歳以上の高齢者のほか、重症化リスクがある人やウイルスにさらされる機会が多い人のみを対象とした追加接種が承認されていた。現時点で3200万人超が追加接種を済ませている。

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